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2006年4月18日 (火)

模型の絶版って・・・?

オークションをたまに利用しますが、時々、「絶版」、「レアもの」などと、模型製品の商品説明をされているのを見かけますが、これに強く違和感を毎回感じているんです。まぁー売りたい商品を価値あるものとして飾りたい出品者が見つけ出した言葉なのかもしれませんが、模型に絶版も、レアって表現もないのではないでしょうか。なんだかさもしい出品者の心うちが感じられちゃうんですが・・

模型には色々な楽しみ方があるのは認めます。コレクションもそれは一つの楽しみ方です。でもやはり基本は作る、走らせる、そして、自分の世界に入ってイメージの遊びをすることが一番ではないでしょうか。その意味で、上記の表現は私にはうーんんといつも感じる表現なのです。

バブル期、天賞堂の模型を買い、ナンバーも貼らず箱からも出さず日の当たらない場所に(箱が日焼けするから)置いて楽しんでいるなんていう人の話を聞くことがありました。そしてそれを転売して儲けるとか・・なんだか土地転がしならぬ模型転がし・・・でも、バブルははじけそれらの企みは今では心あるモデラーの間では笑いの種になっています。その人たちが使ったような絶版、レア物というような表現がどうしても善良でない模型転がしをしていた人たちをイメージしてしまう言葉なのでいやなのです。

DCCサウンドデコーダー出始めの頃、私が天賞堂のD50のテンダーの底に穴を開け、コネクターをつけて持っていったら、「そんなもったいない・・・価値がなくなるじゃないですか」と言われたことがありました。いやー毒が色々と回っている人が多いものだと強く印象に残っています。高い模型だからこそ、最新のサウンドデコーダーを搭載し、その価値を存分に楽しめるではないかと思う私は変人だったのでしょうか・・

あれから10年近く、12mmの世界では絶版、レアもの(笑)と呼ばれるPEMPのEF58にも加工してデコーダーを積んでますし、20系客車もキハ82系もバンバン自分好みにいじっている私は彼らから見れば大馬鹿者なのでしょう(笑)

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