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2006年5月19日 (金)

FAB-EF58-15

FAB-58-14はまったく支離滅裂な文章ですが、整理すると

41号はHゴム蹴込みアリの画像以外資料無く・・ヘッドライトは全体が大きく形態が違います。新製時からつららきりがあったようです。

44号は青大将時代末期はつららきりを付ければかなり形態が近い。青大将塗装時代にヘッドライト先端を大きくする改造をしています。最後はHゴム蹴込み無しなので末期の姿もちょっとつらい。

55はHゴム蹴込み有りの形態に近い。末期に銀河などを牽いて居た姿でしょうか。30年代の写真を見つけられていません。

57は有名なカマですが、青大将時代はヘッドライトが小さく、いつ頃ヘッドライトと蹴込みが付いたか不明。末期はHゴム蹴込みアリ、先端だけ大きなヘッドライトでこのキットの形態でしょう。

58は1958年(昭和33年)頃青大将塗装時代にHゴムになり、当初水切りなし、その後青大将時代に水切りが付いた写真もあります。末期はHゴム蹴込みアリですが、ヘッドライトが違います。また、Hゴム窓の位置がほかの58とちょっと違うのでこれも再現は大変でしょう。

59もヘッドライトが全体大型に改造されていて、これが引っかかるポイントです。資料が不足してます。1967年(昭和42年)の大窓蹴込みアリの写真がありましたが、ヘッドライトは全体が大きくなっています。それに、1963年(昭和38年)頃に高崎線方面に移動しているようです。

62は、1975年(昭和45年)頃の大窓蹴込みアリの姿での写真も残っています。末期のHゴムでPS22を付けた姿もなかなか興味深いのですが。30年代の大窓蹴込み無しの写真もありすべての形態で使えます。

77は昭和30年代の写真を見つけられていません・・末期はHゴム蹴込みアリヘッドライトもOKです。

78は製造当初から小窓だったのでは・・?末期も小窓蹴込み有りの写真が残っています。

以上から、大窓蹴込み無しで、今回の先端だけ大きなヘッドライトに適合する機種は44,62のみ、過渡期が不明な55、57、77も可能性あり。44はつららきり付きですが・・・

大窓蹴込み有りは、62のみ、資料不明で55、57、77も可能性アリ。

Hゴム蹴込み有りは、55、57、62、77

こうなると、55、57、77の30年代から40年代前半の写真を探そうかと思いだしています。キットそのままでは非常に限られた機番しか作れないということになりそうです・・・うーん フィルターのビニロックか否かを入れるともっと作れる機番は減りますが・・

信号煙管は、1964年(昭和39年)に取り付けられているようです。

資料検索で勘違いもあると思いますが、間違いが有ればお許しください。指摘して頂けると助かります。

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