FAB-EF58-41 合わない前面
ライト点灯の正面を見て「鼻筋が綺麗じゃないジャン」と思われた方も多いと思います。まったくその通りで、妥協の産物です・・・このことをブログに書こうかどうしようかずっと迷っていましたが・・・・
正面はアリ組といった感じの特殊な組み合わせが正面から見て左側テールライト上にあり、そこを隙間無くぴったり合わせると、窓間が0.2~0.3mm空いてしまうのです・・・寄せようにも特殊なカットを削り込むわけにも行かず、更に削れば中心から左側だけ短くなるし・・で、結局窓間はハンダを盛って整形するのですが、その後おでこのロストを取り付けるとダレ、さらに水切りを付けるとダレ・・・水切りを付けちゃうともう整形が出来ず・・・左側の組の部分もどんなに整形しても、飾り帯やテールや他のパーツを付けるときにハンダを盛った面は微妙に変わってしまい、綺麗な面が出ません。そのため結局塗装でカバーしようとすると厚塗り気味になり、益々鼻筋はどこかに行ってしまうのです・・・
今回のキットは様々な新しい挑戦をしている革新的なものですが、この部分はやはり旧来のプレスのお面を丁寧に仕上げるというスタイルが最も58の表情を作れるように思うのです。
構造的に窓間の鼻筋や窓下の織り目に材のつなぎ目が来るのはやはりかなり無理があると思います。4つの材が付き合わさるわけでこの微調整は根気の要る仕事になりますね・・・・いっそ銀蝋ででも付けた方が良かったかな・・・一つ間違うと大変なことになりますが・・・構造上、4材の端面を斜めに削ることも出来ないので、必ず開いた面が表面に来てそこはハンダになるのでダレる原因にもなっていると思います。
単に私がへたくそなだけかな・・ 何か良い方法はないでしょうか・・・
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