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2006年5月30日 (火)

FAB-EF58-47 デコーダーチューン

この機関車用のサウンドデコーダーの動力部分は永末さんが出している他のデコーダーと基本的に一緒だと聞いていたので、それを元に少しいじってみました。極低速時のビビリが気になるので、BEMFとトルク関係のコントロールをチェックしてみました。

BEMFの設定値CV55,CV57の値がDE14などのデコーダーと設定値がかなり違うようなので、DE14の値にしてみました。さらに、CV60のbit0とbit1のオンオフを行い走行テストを行ってみました。BEMFの設定値CV55,CV57をとトルク補償のオンオフの設定で、それによる動作変化を確認したのです。

CV55の値を10にセットして見るとBEMF特有のビビリは少し押さえられたようです。また、CV60のbit0,1をオフにしてこれらコントロールを切断するとだいぶ静かに動作するのですが、どうしてもモーターの特性と、駆動系のバランスが今一なのか、リニアに速度が上がりません。悪く言えばキドマイティーのような動きになります。そこでやはりBEMFとトルク補償を入れてBEMFの設定値CV55,57をいじってバランスの良い値を見つけるのが無難なようです。CV55=10、CV57=85で今日のところは終了しました。

まだこのあたりの微調整は必要だと思います。これらの調整で動きが劇的に変わるのでなかなか面白いものです。

DCCはアナログと違い電圧でだけモーターをコントロールするのではなく、BEMFで回転数を検知し、それを元にモーターをコントロールしているので、極端なことをいえば性能の悪い動力装置でもかなりスムースな動作をしてくれます。反面、強くコントロールするとビビリが発生してしまうという欠点もあります。まだこれから動作面での調整は必要ですね。

これら調整値はマニュアルで公開されていないCV値を読み出して私が勝手にやっているので、それを元に何らかのアクションをおこされても困りますのでよろしくお願いします。

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