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2006年5月 8日 (月)

プロ組って・・・

時々耳にするプロ組の模型って、良い意味で使っていいのか疑問です。少し斜に構えてしまいます。ちと、こんな事を感じさせる些細な出来事がありまして・・・

プロは時間をお金で売っているわけで、出来るだけ短時間に組上げることが要求されています。ダラダラ時間をかけてはお金にならないからです。そのためハンダは最低限にしか流しませんし、強度に余り影響のない部分はハンダをしっかり流すなんて事はしません。それに、塗装は分厚く一発で仕上げるのが普通です。こんな組み方一見小ぎれいですが、とても満足できるようなものではありません。

その意味で、いわゆるプロ組という仕上げは、いかに手を抜いて小ぎれいに仕上げるかという技術の高さがある組だと理解しないといけません。

技術のあるアマチュアの組は、しっかりハンダを流し、ヤスリ仕上げで端面を綺麗に仕上げ、塗装も時間をかけた厚塗りでない丁寧な塗装を施したものになり、これはいわゆるプロ組とは格段に違った仕上がりになるものです。

これがプロの仕事だとか言っている人に会うと、つい心の中で「何言ってるんだ」とつぶやいてしまいます。職人仕事とか、工芸的仕事というなら少しは理解出来ちゃうんですが。

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