ワム80000-4 テクニカルノート
マスターピースのワム80000のキットを作るに当たって使用した工具材料等のテクニカルノートです。
ロストパーツの湯口を切るのにはこのブログの前の方に書いたレールニッパを使用。糸鋸より格段に早く綺麗に切れます。仕上げヤスリが少なくて済みます。
ヤスリはほとんど中目ぐらいのスイス バイター製の物を。一部には魚地球の仕上げヤスリも使用。小さなエッチングのステンレスパーツの仕上げにはダイヤモンドヤスリを使用。
手すり類は0.3mm真鍮線、ブレーキ回りには0.5mm洋白線を使用。
組み立ては今回は100%100円ショップ ダイソーの超速乾タイプ瞬間接着剤を使用。一部エッチングパーツをハンダ付けしようとしたのですがステンなのでやめました。100円ショップの瞬間接着剤は良くないと言う人も居ますが、私はここ5年ぐらいこれだけしか使用していません。この手の組み立て、ペーパーへの含浸によるペーパーモデル、ブラスモデルのホワイトメタルパーツの取り付けなどすべてこの低粘度系の100円ショップ物を使用しています。ハメ合いなど一部にはロックタイトを使用しますが。
ステンのエッチングによる手すりパーツも数が多いので使用を検討したのですが、バリが多く、結構ゴツく仕上げが逆に大変そうなのと、手すり折り曲げジグがついていたので迷わず線材から作りました。
前にも書きましたが内側の台車枠に取り付ける軸受けが、ダミーの台車枠に当たるので、削っておかないと3点支持になりません。また3点支持側が結構ガタがあるので、調整用に弱い燐青銅バネを内側に取り付ける予定です。
各種穴は基本的に0.4mmの穴を開け手すり以外のフックなどは少しきつめですが、プライヤーでくわえて押し込みました。その後裏から瞬間を流す感じです。きつめなので、逆に作業はしやすいです。解放テコ受けのパーツのみ取り付け部が大きいので0.5mmで穴を広げました。
内側にナットを取り付けるとき瞬間接着剤がナットのネジ部にも流れていて組み付けの時固く、ナット受け部分が割れてしまいました。修正しましたが。一応組立て前にナットのネジ部のネジ山がつぶれていないかタップを通すと良いと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント