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2006年6月29日 (木)

EF81 どうしようかと・・・

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1月にあった運転会に間に合わせるために突貫でとりあえず塗ったEF81ですが・・・・

画像ではわかりにくいかもしれませんが前面のロストとボディーが全然サイズが違って、合わせを半ば諦め適当に繋いで継ぎ目処理もいい加減にすませてあります。1月末にあった合運直前にどうにか完成させようと、合運の前の晩から塗装をしたというまったくやっつけ仕事です。潔くシンナープールに突っ込めばよいものを、ワム80000にウエザリングをしたついでにウエザリングをしてみたりして悪あがきをしています。ウエザリングの効果もありしばらくはこのまま運転重視の万能交直流機として活躍してもらおうかと思い始めていますが・・・・・ちなみにデコーダーは当初から搭載していて、運転会直後に電球色LEDでヘッドライトも点灯可能にしてあります。もう一台キットを買っておけば良かったなぁ・・・

しかし、マスターピースのロストパーツはことごとくサイズが小さいです。引けを考えて原型を作ってないのかなぁ・・・??

ちなみにデコーダーはLenz LE103XFと言うちょっと前のものですが、とても安定して信頼して使用しています。これにもそのうちサウンドデコーダーを搭載したいものです。

余談ですが、運転会中某雑誌の取材を受け、掲載された紹介にはストレートに組んだと書かれていますが、実は結構手が入っています・・・彼らには解んないだろうなぁ・・・なんせ、この機関車の横に置いてあったモデルワムのEH10の完成品を写真撮らせてくれって言ってきたぐらいなので・・・

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ワム80000-11 色さししたアップ

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少し色さしをしてた状態のアップの画像です。床下が取説で今一解らないと知り合いに聞かれたので、出来は今一ですが、これから組む人の参考になるならと思い恥ずかしながら画像をあげてみます。詳細な床下のブレーキテコ等の配置が解っていないので結構いい加減かもしれません。説明書の絵から推測して作りました。何も資料を調べていませんので・・・・

追記:

総評みたいなものを書いてみようかと思います。このキットは100%ハンダ付け無しで組み立てられるので、ブラスモデルに手を出せない人が模型を作ってみるにはよいかもしれません。しかし、多量の穴空け、レジンの表面の荒れなどが、それなりの仕上げ技術を要求するので、初心者向けとも言えません。とても位置づけの難しい製品だと思いました。価格面でもPEMPの貨車のように安くはなく、ワムの店頭で売られるキットより少し安いぐらいで、余りメリットも無さそうです。この会社が得意のエッチング+ロストの構成での製品の方が市場で受け入れられやすいと思います。今回のキットでは気になりませんでしたが今までの電気機関車のキットではことごとくロストパーツが小さく、鋳造時の引けを考慮していないのが明かです。少し大きいものは削れますが、小さいのはどうにも手の打ちようがないので、この点を次回製品には考慮して欲しいと思っております。EF81も前面さえ小さくなければとても良いキットだったのですが。個人的には次回貨車ならレ2900とかワ22000なんかでないかなぁと勝手に思っておりますが。次回作は何が出てくるのか期待しています。

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2006年6月28日 (水)

モデルワム製貨車の軸受けを調整しました

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貨車整備の一貫で、モデルワム製の貨車の軸受けを改造しました。

最近の物は良くわかりませんが、少し前のモデルワムの貨車はピポット軸を使ってながら、軸の先端ではなく、肩の部分で車軸に接するという何とも訳のわからない構造になっています。当然ピポットの恩恵はなく、下手なプレーン軸以上に走行抵抗があり、更に音もするという韓国製らしい模型でした。さすがに1~2輌編成に入れるぐらいなら良いのですが輌数が増えると抵抗ばかりで・・・そこで、軸穴にメタルを挿入してみました。

軸穴を2.3mmと3mmのドリルでさらい、ピポットのメタルを内側とツライチぐらいに適当に沈めて瞬間で固定しました。その状態で組み立ててみると、やや堅めぐらいなので、メタルの軸穴を「いさみや」で売っている軸穴カッターでさらってちょうど良い回転になるように調整しました。これでとても軽快に回るようになりました。

もう一点、台車の三点支持の機構が、格好だけで全然動かないのですがこれはどうにもなりそうもありません。どうもこのあたり、韓国製の模型にありがちな、形だけ真似をしたB級模型そのものですね。形だけピポット、形だけ三点支持ですから。

しかしこの改造を手持ちのすべてに施すのはめんどくさいですね・・・・

追記:

森井さんのコメントにもあるように色々なものがありそうなので、B級模型と決めつけるのは言い過ぎですかねぇ・・問題があるのはごく初期のものだけのようですね。新しいものは三点支持をやめ、固定になっているようです。

更にうちにある全部のワムの貨車を調べると問題があるのが、ワム60000,レ5000,ツ400,ワ12000などがこれと同じ状況です。わりとあとになってでたワラ1やトラ90000などは固定でもあり回転はかなりスムースです。

トラ90000は3点支持です。ただ構造がかなり違いうまく稼働しています。なんだか誤情報が多くて申し訳ありません。消しちゃえばいいんですが、一度出した責任もあるので訂正を入れています。わりと新しいワムの貨車はそれなりに走るようになっていますが、やはり今一ロストの台車枠が歪んでいたりして微妙な部分もあるようです。やはりキットを組みたいと思ってしまうのですが、キットは店頭のみで買いに行くのが大変で・・・

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2006年6月27日 (火)

インレタがない・・

マスターピースのワム80000を組んだついでに貨物列車の整備をしようと思い立ち、以前組んで塗っただけや、オークションで手に入れてほったらかしだったモデルワムの貨車7両ほどに付属のインレタを施そうと思ったのですが・・・・

見事にインレタが死んでいました。全然転写しないで張り付いたまま・・・クリアデカールになら転写できるかと思い、キッチンの人工大理石の上で昔のNewtonのスタイラスペンでごしごしやってみたんですが・・・駄目でした。Newtonわかるかな?マニアックですよね。これのスタイラスペンを転写用に使ったりしています。

さて、いざインレタが無いとなると結構気になります。インレタもしくはデカールで使えそうなものは意外になくて・・・レ5000はWWのレキを少し流用して・・・でも細部が使えないし・・・エンドウのものはどうでしょうか・・?ほかにはPEMPの貨車のデカールがまだ生きているのでこれも一部使えそうです。ALPSのプリンターを使って自家製デカールも考えないわけではないのですが、最終手段と・・・

やはりどこかでスタンダードなインレタは発売して欲しいですよね。車種別とかではなくしかもクロマではないちゃんとしたインレタが欲しいです。アメリカのマイクロスケールみたいなデカールでも良いんですけど・・・

日本で遅れている分野ですよね・・・

塗装とかも同様に遅れている分野かも。素材と、塗料の関係とか体系的に整理された情報も余り雑誌になく、結局ネットなどの情報に頼る人が多いようです。某○チャンネルに、私のワム80000はマッハのラッカーを塗ったから溶けたんだと書いている人が居て、唖然としましたが・・でもこういった基礎知識を得る場所がない現実を考えると笑えないところです。今までベテランモデラーという人たちは自分で失敗を繰り返して身につけてきた部分で、なかなか情報として出てきにくいのも日本的な特徴なのでしょうか。

日本でもアメリカのようにもっと技術系マニュアル本が出てきても良いかもしれません。

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2006年6月26日 (月)

ワム80000-10 こんなところで

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インレタを張りトップコートを吹きウエザリングを施しました。

インレタは苦手で、細かい文字で少ししくじっています。一部省略もしちゃってます。

トップコートはタミヤのアクリルカラーのクリアーにフラットベースと少しブラウン系の色をくわえたもので吹いてあります。更にウエザリングはグレー系と、アース系の色を混ぜたものを屋根と下回り中心に吹いてあります。手すり等の色入れを忘れていますね・・・

よく見れば縞模様が見えますがこれぐらいの感じなので、編成に入れれば全然違和感はありません。一応これで完成です。

追記:

画像でも微妙に解るかもしれませんが、固定側と三点支持側で微妙に高さが違っています。前にも書いたように、3点支持側のちょうど支持する部分で両側の台車枠が繋がれているのが問題のようです。また、やはり微妙に台車センターがでていないので、編成で見ると左右にズレがあり気になります。こうやって1~2輌で見る分には大したことではないのですが、編成に入れるとこの微妙な高さや左右のズレが気になるものです。貨車はまだ凸凹があるのでごまかせるのですが、客車などではとても気になります。PEMPの20系が微妙に左右がずれていて、編成にすると気になるので色々調整したりしています。気にしない人にはどうでも良いことですが。

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2006年6月25日 (日)

ワム80000-9 丸2日乾燥させてみたのですが・・

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厚塗り直後はだいぶ良くなったかと思ったのですが・・・

丸2日ほぼ乾燥状態になった段階でこんな感じです。一応研いではいるのですが・・・やはり私はレジンとは相性が悪いようです。このままインレタを貼ってつや消しのトップコートを施し、強めにウエザリングをしておしまいにしようと思っています。

パテやサフェーサーでこれを仕上げる気力はどうも起きません。この手の作業に手慣れて根気のある方向きのキットですね。ブラスなど金属になれているとちょと辛い作業です。

この画像は光の加減でかなり強調されちゃってますが・・・下手だなぁ・・・

まぁこれでも、つや消しトップコートとウエザリングして少し離れてみたり、編成に入れれば十分にさまになると思います。そんなに悲観的ではありません。

そうそう、このブログ見て2チャンネルなどに色々書かれるのはなんだか嬉しくありません。自分で手を動かして判断されるのが一番です。結局情報だけ頼りにしても手を動かし、苦労し、授業料払わないと模型作りも模型を見る見識もそれなりのものは出来ないですから。

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2006年6月24日 (土)

蒙古の戦車-8(DB608) スピーカーの搭載

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ちょっと他に手を出していて止まっていた蒙古の戦車にスピーカーを搭載しました。

スピーカー搭載場所はラジエターグリルの内側です。そこにぴったりはまりこむように1.6mm厚の汎用基板を切り出し、中央に15mm径のスピーカーがぴったりはまる穴を開け瞬間接着剤でスピーカーを固定しました。このスピーカーはたった、15mm径ですが、0.3W入力可能で、結構良さそうだという話だったので、期待しての搭載です。仮組み状態でテストすると、余り大きな音がしないので、うーん・・・と思っていたのですが、CVをチェックするとサウンドデコーダーのボリューム設定が最大値の半分以下になっていました・・・試しと思い、目一杯エクゾーストも、ホーンも音量を上げ、テストすると、割れることなく音を鳴らしてくれます。音量もそれなりに十分なレベル。なかなか良いスピーカーです。このサイズならまずどんな車輌にも搭載できそうで、今までサウンドなど考えられなかった車輌にもサウンド搭載の道が開けるように思います。エンジンルームとその横にあるホーンのすぐそばにスピーカーを搭載できたのも、マニアレベルの精神面でなかなか良い感じです。

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2006年6月23日 (金)

ワム80000-8 台車枠の構造

ワム80000を組み立ててカプラーを付けてみて気がついたのですが、3点支持の支持部がちょうど内側台車枠の左右を繋ぐ部分にあたり、ネジの止め方でここが落ち込んだりして高さの精度がでません。やはりこの場所に左右のつなぎ目が来るのは構造的に間違った設計かもしれません。また、左右1本ずつの2mmネジで止めるだけなので、平行も曖昧で、あんまりこの辺は感心できない部分です。ネジも止めにくく、もうちょっとこなれた設計が欲しい部分です。

こういった部分は次回作に期待したいと思いますが・・・

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ワム80000-7 塗装は一旦終了

マスターピースのワム80000ですが、更に軽く研いで、厚塗りをしました。通常考えられないぐらい濡れた状態にして、平面でないと垂れてどうにもならないぐらい無理やり塗膜を厚くしていきました。厚塗りでは湿度が高い時期でもありカブリがでやすいので、リターダーを入れ慎重に作業しています。厚塗りを重ねると多少は例の縞模様が消えましたが、完全に消すのはかなり難しそうです。ディテールもありうまく研げない場所も多いからです。現在、リターダーが入っていることもありツヤ有り状態なので、なおさらこういう部分が解るので、これにつや消しのトップコートを吹くとだいぶ解らなくなるのではないかと思っています。とりあえずこの状態で完全乾燥させてみようと思っています。

仮組みして2輌を線路に並べてみるとどうも食い違うので、チェックすると、3点支持側ではない台車枠の取り付けが片側に寄っています。穴位置が微妙に違うようで、これは修正した方が良さそうです。

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また、屋根のセンターライン(山のてっぺん)のラインが乱れていて、これも修正のしようがないので、ラインが目立たないようにつや消しトップコートとウエザリング処理かなぁと・・・

作業手順を考えると、サフェーサーを繰り返し吹いて、やや厚いサフェーサー層を作る方が後で楽かもしれません。かといって、マニュアルにあるようなカンスプレーでは厚く吹き過ぎかねないので、どうかなぁと思うのですが。ディテールがつぶれないぐらい厚く塗って、研ぐのが無難でしょうか。ただサフェーサーだと、細かいでこぼこが見にくく、ツヤ有りで塗ってはじめて解る部分も多いです。ブラスに塗るときのような薄く、繊細な塗装とは違った感覚が必要です。

どうにか形になりましたが、レジンはなかなか手強く、、余り作りたくないなぁと感じてしまいました。下回りは若干手直しは必要ですが、それなりに出来ていて、エッチング主体の上回りとで貨車キットなど出してくれれば良いなぁと思ったのですが。その場合はやや重くなりそうですが。マイナーな車種ならそれでも良いと思います。

私の感想ですので、レジンを取り扱い慣れたモデラーには大したことなく、良いキットと判断されるかもしれません。あくまでもブラス基準での話ですので。

追記:

自分で読み返してみてマスターピースのワム80000への評価が厳しすぎるかなと思いました。IMONなどのメーカーが本格的に作った製品と、ガレージキットレベルから少し抜けたぐらいのスタンスで作られた製品を同列に比較することが間違いだと思います。しかし、12mmはいまだに車種が少ないこともあり、この様なメインラインの製品までガレージキットレベルで出てくることが本来的に問題なんだと思います。同じ構成で、もっとマイナーな車種を出されたのであれば、誰も何も言わないと思うのです。これはワールド製品についても言えることですが、メインラインの車輌に手を出すならそれなりの物を出してくれないとどうしても評価基準が高いので、小さな問題でも評価は下がってしまうと思うのです。昔モデルワーゲンの製品が色々問題があり、一様に非難されました。ただ、すごくマイナーな車種における問題と、メジャーな車種とでは根本的にその評価は変わるものだと思っています。美流渡の客車、いまだに手つかずで手元にあります(笑)

できれば、今回のような構成のキットを出されるのであれば、少しマイナーな車種でやって頂ければなぁと思うのですが。エッチング主体のED60~EF81のキットはロストが小さいという難点はありますが、それなりの構成になっていたと思います。エッチングにロストパーツの組み合わせで貨車などやって欲しいなぁと思うのですが。個人的には鮮魚列車に惹かれるものがあり、冷蔵車もっと種類が欲しいところです。余談でした・・

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ワム80000-6 これはひたすら研ぐしか・・・

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塗ってみました。

クレンザーで磨き、軽く全体を細かいキサゲ刷毛でブラッシングをし、洗剤で脱脂して、マッハメタルシールプライマーを吹きました。

その上にサフェーサーを吹き、さて研ぐかどうするか迷ったのですが、少し厚めに塗ればどうなるかなと思い、リターダーをくわえたシンナーで鳶色を塗って見ました。

しかし・・・・グレーの時は解らなかった微妙な表面のあれ方がどんどん見えてきて。これではどうにもならないなと・・・思っています。

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アップです・・・・縞模様が全体に見えています。これを消すまで研いだらデテールもかなり消えてしまいそうで・・・

更に車体の両側に微妙な円形の模様が浮かび上がっています・・・塗ってみるまでまったく解らなかったのですが・・・ちょっとなぁ・・・どうしたものか・・・軽く研いで、厚塗りでごまかすしか無さそうな感じですかねぇ・・・いやーこれ綺麗にするのは大変すぎます。

やはりレジンはレジン、更に最近のコンピューターから造形する方法で、元の型を綺麗に仕上げてないのが良くわかってしまいますね。ちょっとこれは製品としてのクオリティーの評価はかなりNGですね。

追記:

その後全体に研いで再度塗装しましたが、縞模様が消えません・・もう少し厚塗りをしてみるか、少し塗膜を荒らしてしまうか、最後にトップコートとウエザリングで目立たなくするか・・・色々考えるのですが。とにかく正攻法で仕上げるのはちょっと無理かな。

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2006年6月22日 (木)

スコッチテープ

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模型製作に色々テープ類を使うのですが、スコッチ(3M)製の物を愛用しています。

一番上の白いのはわりとどこでも手に入るメンディングテープです。ペタつかずセロテープのように劣化しないのがよいです。室内灯の拡散用にも使ったり出来ます。

真ん中の飴色の透明テープはカプトンテープで、耐熱性、絶縁性が高いので、色々な環境の絶縁作業、ハンダ時のマスキングなど様々な用途で使えます。少々高いですが、模型パーツに比べれば大したことはありません。マイクロメーターで測ると0.07mm厚ぐらいです。最近知り合いに勧められて購入しました。

一番下の黒いテープは素材はポリエステルで、厚みは0.04mmぐらいで、もともとの用途はスライドフィルムなどのオペークに使用する遮光テープです。黒いので色々な遮光や、物を隠すのに有効です。絶縁にも使ったりします。購入後20年ぐらいになるのですがいまだにべた付くこともなくとても良い製品だと思います。

とても良い製品群なので、工作台に常備されると良いかと思います。ただ、若干入手が難しい製品もあるのが難点ですが。

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ワム80000-5 追加したスプリング

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3点支持側の構造は上から2本のネジにパイプを通して台車枠を稼働できるように押さえる構造なのですが、余裕が有りすぎ、ガタが大きいので、弱いスプリングを追加しました。適当なスプリングがなかったので0.25mmの燐青銅線をドリルロッドに巻き付けて作りました。コードレスドリルドライバーを使いました。ボール盤等は回転が速いので危ないので要注意です。ドリルドライバーはゆっくり回せるのでこの作業には好都合です。がたつきもなくなり3点支持も問題なく稼働し良い感じです。

SEMの車輪の転がりは悪くないのでこの下回りでも特に重量問題はないかと思います。

このSEMの車輪を使ったPEMPの貨車の改造はだいぶ前(10年も前か・・・)から稲葉氏のHPに発表されていますのでご参考まで。以前私が通販で取ったときは国際郵便で1ヶ月ぐらいで来ました。フェデックス等で送ってもらえばもっと早いでしょうがコストもあるので。カード払いも出来ます。最近FABやアートプロなどここの車輪を使うメーカーが多いのですが、両絶車輪しかないのが残念な点です。貨車なら良いのですが。

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ワム80000-4 テクニカルノート

マスターピースのワム80000のキットを作るに当たって使用した工具材料等のテクニカルノートです。

ロストパーツの湯口を切るのにはこのブログの前の方に書いたレールニッパを使用。糸鋸より格段に早く綺麗に切れます。仕上げヤスリが少なくて済みます。

ヤスリはほとんど中目ぐらいのスイス バイター製の物を。一部には魚地球の仕上げヤスリも使用。小さなエッチングのステンレスパーツの仕上げにはダイヤモンドヤスリを使用。

手すり類は0.3mm真鍮線、ブレーキ回りには0.5mm洋白線を使用。

組み立ては今回は100%100円ショップ ダイソーの超速乾タイプ瞬間接着剤を使用。一部エッチングパーツをハンダ付けしようとしたのですがステンなのでやめました。100円ショップの瞬間接着剤は良くないと言う人も居ますが、私はここ5年ぐらいこれだけしか使用していません。この手の組み立て、ペーパーへの含浸によるペーパーモデル、ブラスモデルのホワイトメタルパーツの取り付けなどすべてこの低粘度系の100円ショップ物を使用しています。ハメ合いなど一部にはロックタイトを使用しますが。

ステンのエッチングによる手すりパーツも数が多いので使用を検討したのですが、バリが多く、結構ゴツく仕上げが逆に大変そうなのと、手すり折り曲げジグがついていたので迷わず線材から作りました。

前にも書きましたが内側の台車枠に取り付ける軸受けが、ダミーの台車枠に当たるので、削っておかないと3点支持になりません。また3点支持側が結構ガタがあるので、調整用に弱い燐青銅バネを内側に取り付ける予定です。

各種穴は基本的に0.4mmの穴を開け手すり以外のフックなどは少しきつめですが、プライヤーでくわえて押し込みました。その後裏から瞬間を流す感じです。きつめなので、逆に作業はしやすいです。解放テコ受けのパーツのみ取り付け部が大きいので0.5mmで穴を広げました。

内側にナットを取り付けるとき瞬間接着剤がナットのネジ部にも流れていて組み付けの時固く、ナット受け部分が割れてしまいました。修正しましたが。一応組立て前にナットのネジ部のネジ山がつぶれていないかタップを通すと良いと思います。

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ワム80000-3 とりあえずパーツは付けました

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ひたすら手すりを曲げ位置に瞬間で固定、指定の金具類も同様に指定位置に取り付け、下回りのパーツ類もキット付属の物はすべて取り付けました。結構疲れました。

レジンの車体は先にクレンザー磨きをしておいた方が良さそうです。もう後の祭りですが。

とてもこれにサフェーサー吹いて研ぐって出来そうもありません。適当に下塗りしてラッカー吹いて様子を見ます。とりあえず組み上げるまでは1輌だいたい4~5時間かかってしまいました。これから塗装レタリングで結構ヘビーなキットになりそうですが、付けるべき物はだいたいついている感じです。

レジンキャストによるキットですが、ワム80000あたりはプラで数が欲しい人もいると思うので、レジンよりはその手の物が出て欲しい気もしました。下回りがホワイトメタルなので若干重いですが、上下組み立てネジとカプラーを除いて57gでした。ちなみにレキは109g、アートプロのワが37gなので、それほど重いわけではないです。

今回のキットはひたすら穴明け作業で、普通のピンバイスでは途方に暮れそうです。私は以下のようなモーターピンバイスでやりました。これがないと私はいやだなぁ・・・便利ですよ。

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2006年6月21日 (水)

D51半流は?

昨日「国鉄時代6」を買ったのですが、その中にD51の一次車、いわゆる半流についての記事があったのですが・・・・

子供のころ新鶴見からほど遠くない場所に住んでいて、毎日のようにD51の引く貨物列車を見て暮らしていました。小学校の教室の窓からはD51の引く貨物や、EF66の引くフレートライナーなど、それは多種多様な列車を見られ、それが刷り込みにもなっているのです。

その頃の記憶なのですが、新鶴見には標準型のD51の他、戦時型の蒲鉾ドームの機関車に半流も居た記憶があるのです。しかし、先ほどの「国鉄時代6」の記事だと1959年に83号機一両のみ、1967年には半流は居なかったようになっています・・・?

私の記憶がある時期は65年から70年ぐらいまでだったので、その間に半流は新鶴見にいたのでしょうか・・・?とても疑問になってしまい、もし解る人が居たら教えて欲しいところです。

今と違い、当時の国鉄はよい意味でのんびりしていて、小学生の頃2度ほど新鶴見機関区に友達と遊びに行って、「見学させてください!」というと、壮年の整備関係の人が、若い職員に案内してやれと言ってくれ、とても親切にEF13、EF15、EF65などのキャブの中に入れてくれ説明してくれたり、機関室の中の器機について説明してくれたりと、子供時代とても良い想い出になっています。また、待機していたD51の機関士に線路際から、「おじさん~乗せてよ!」って声をかけたら手招きしてくれ、こっそりとキャブの中に乗せてくれ、石炭を投炭させてくれたのもすごく良い想い出です。キャブによじ登るのと降りるのがとても大変だったのを良く覚えています。

今では絶対にあり得ない話ですね。なんだか色々最近の世の中はぎすぎすしすぎていて、昔の少しチャランポランな感じのあったあの国鉄時代が懐かしいです。

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2006年6月20日 (火)

ワム80000-2 苦戦・・・

1回目のレポートまでの作業は2時間ぐらいで終わって楽勝かと思ったのですが・・・

先ほどあげた画像の状態までは1両1時間見当で瞬間接着剤でバンバン組んで終わったのですが・・・・夕食後取りかかった手すりやフック類の穴空け作業では大苦戦です。

一応ポンチマークがレジンにモールドされているようなのですが、それがほとんど見えないかつぶれていて、斜めから光を当てかすかな痕跡めがけてモーターピンバイスで穴を開け痕跡がどうしても見えない物はしょうがないので回りの関係等を図面でチェックして穴を開けるのですがこれが結構たいへん・・・なにせ、1両に手すりが24個(48穴)フック類が18個合計66個の穴を正確に開けないといけないのです・・・単純作業とは言えかなり神経を集中するので疲れます。こんな物2両も組んだらもういやだなぁ・・・

組み立て後クレンザーで磨いてサフェーサー吹いて、再度塗装を研磨しろと書いてあるし・・・こりゃー大変な代物です。ペーパーの研磨以上に手の掛かりそうなリブ間の研磨を考えると・・・・すぐにやっつけられると見込んだ甘さを反省し・・・・やはりレジンには手を出すべきではなかったと後悔モードです・・・・しかもまとわりつくレジンの削りカス・・・昔海外のメーカーのレジンキットですごく苦労したことをどんどん思いだし、我ながら学習能力の無さを反省です。その苦労したModel traction supply co.のPennsylvania-Reading-Seashore Lineのインターアーバンはいまだに日の目を見ずに色あせた箱に入って、棚に2台積まれています。

ダラダラさぼりながらたっぷり作業時間だけで2時間ぐらい掛かって132個の穴を開けました。モーターピンバイスがないととてもやってられない作業です。この後に48個手すりを曲げないと・・・

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ワム80000-1 唐突に

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唐突にこんな物を組みました。

横浜のイモンに別の物を買うために立ち寄ると今日から15%ポイントバックのセールとか・・何となく気になる、でもちょっと苦手なレジン製キット・・マスターピースのワム80000を買ってしまいました。

帰ってから製品をチェックすると・・・・

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こんな感じで・・・バリもあるし、ズレもあり、やはり出来が良いとは言えレジンはレジンです。ちとブルーになる感じですが、こういう物は、とっととやっつけるか、放置するかどちらかですが、やっつけてしまいました。

下回りはホワイトメタルの床板にロスト製のパーツを固定していく構造で、ダミーの台車枠の内側に軸受けが付いたL型のパーツをネジで留め付けSEMの車輪が組み込まれる感じです。この軸受けのメタルがダミーの台車枠と干渉しやすいので、十分に削っておく必要があります。

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作業はロストパーツの湯口をレールニッパでガシガシ切り取りヤスリで仕上げて、ロストの歪みを修整、穴に取り付ける物は穴を1mm程度のドリルでモンで少し広げ、ロストパーツをプライヤーで加えて押し込むようにして接着すると強度がでます。接着剤は低粘度の瞬間接着剤です。ダイソーの100円の物を愛用していますが、今まで問題を感じたことはありません。

床板の歪みは定盤の上で確認しながら手でひねったりして修正してどうにかなりました。

あとはエッチングパーツを色々付けたり手すりを付けたりする感じです。

ガンガン作って列車に組み込んでアクセントにするにはまぁまぁのアイテムでしょうか。細かいことには目をつぶって・・・

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ワールド工芸の製品について私見

ここの所FABの58とさくら模型のED17について色々書いていることもあり、私がアンチワールド工芸もしくはネガティブキャンペーンをしているように取られている方もいるかもしれませんが、これはちょっと違うんです。

私はある面ワールド工芸の製品群のファンでもあります。今ざっと数えただけで、12mmとHOナローの車輌キットと組んだものが100両以上手元にあります。否定的にしか見ていないなら、絶対にこんな輌数買いません!製品化される車種の選択、エッチング表現、よく考えられている組み立てなど、それ以前の鉄道模型キットとは大きく一線を画している製品だと高く評価しています。その中で、唯一評価できないのが下回りの構造や機構部分なのです。

良く読んで頂ければ解るとおり、上回りについてはエッチング表現の手すり等一部いやな印象はありますが、それ以外についてはエッチングゆえありがちな角の曲面の表現の今一な部分などを除いて、高く評価しています。

しかし動力に関してはNで固まった構造からスタートされたこともあり、どうしても受け入れがたい部分もあるのです。そのいくつかに触れてみます。

まず、ナロー製品などで動輪が抜き取れない、はめ殺しになってしまう構造はやはりおかしいと思います。塗装や、調整を考えてもどうにかここは是正されるべき構造設計だと思います。

また、ED17のギアボックスのように、上部の2本ぐらいのネジで支える構造にも問題を感じます。平行度がでにくいのと台車枠の剛性も落ちています。これを動輪等を押さえる構造などと合わせて下側から支える構想も加えてより高い剛性と精度の出た台車枠にして欲しいと思います。また台車枠をED17やEF58では3本のネジで固定しますが固定部分に強度が無さ過ぎます。

ギアに関しても、片持ちで支える構造を採用していますがこの場合ブッシュ等により段差を調整するのであればブッシュを台車枠やギアボックスにハンダ付けするような構成に最初からすれば強度をかなり上げられると思います。現在の構成でもキットメイクの時に作り手の判断で出来ますが、段付きのブッシュにして、エッチングの穴にはめ込んでハンダするなら仮留めも必要なくスムースに作業が出来ると思います。

0.4mm程度の板にセルフタッピングという構造も、強度維持、分解組み立てを繰り返す事を考慮していません。雌ねじになる部分に折り返しをするなどして、強度が維持でき、ネジがバカ穴になってしまわないような対策をすべきでしょう。折り返しが出来ない部分は貼り付けるパーツを用意するだけでも良いかもしれません。

パーツの一部を折り曲げて配線するような構造も避けるべきでしょう。ED17など、テスト調整をまったく考慮していないと思える構成には理解出来ません。エッチング抜きの小さなラグ板と、ケーブルを入れてくれればそれで澄んでしまいます。

極小モーターであった、モーターをハンダ付けで固定するのもどうにかして欲しいです。

変にコストダウンせずもう少しコストが上がっても下回りを充実させてくれれば、より模型としての評価が高くなることは間違い有りません。

ワールド工芸の田村さんとは電話でお話ししたこともあり、まったく知らないわけではないのですが、あえてブログにこの様な形で意見を書かせて頂きました。

今後とも是非良い製品を供給して頂けることを期待しています。そして、期待しているファンとして勝手ながら辛口の批評を書かせて頂ければと思ったりもしています(笑)

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2006年6月19日 (月)

ED17-6 モーターマウントの加工

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ギアのかみ合わせ調整が出来ないので、モーターマウントの底を切り取りモーターがベークの絶縁板に密着できるところまで下げられるようにしました。モーターの底の部分を糸鋸で切り取り、ヤスリで仕上げ、とりあえず角線を1本ハンダ付けして補強しました。手前が加工したマウントで、奥が加工前のオリジナルです。これでモーターの位置は調整できるのでかみ合わせも精度良くできます。調整してテストで回すと以前とはうってかわって静かに回ります。平ギアーのかみ合わせによる音がするものの格段に違います。簡単な補強だけで、剛性がないので、もう少し補強しようと思っています。左側に飛び出したような部分は残さず切ってしまった方が良さそうです。どうにか先が見えたので一安心です。

ちょっと表現が違うかもしれませんが、ワールドのキットは現代版模型社のような乗りを感じてきました。製作者を悩ませ、技術とアイデアを要求するあたりが似ていると思うんですが。

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ED17-5 ギアのかみ合わせ・・

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組んでみて動輪のフレと共に問題を感じたのがギアのかみ合わせです。

写真の通りギリギリです。場合によってはカンでしまいそうです。どうやって調整するのか?調整場所はありません。ふと気がついたのですが、もしかしたら補強した平ギアを止めている穴が大きくそこで調整するんじゃないかと疑い、もう一台ストックしているED17のキットを確認・・・内径なので計測精度は今一だが1.4mmぐらい、エッチングなので精度はこの程度でしょうがない。

中間ギアとのかみ合わせと、動輪のギアとのかみ合わせにも問題はない。とするとこの微妙なかみ合わせをどう調整したらよいのでしょうか・・・補強のためにフレームに固定したカラーの位置も確認したが問題ない。前後都合4ヶ所のウオームとのかみ合わせが同様のクリアランスなので、精度はそれなりにほぼ同じ場所に付いている。このカラーを少しウオーム側に近づけるしか方法は無さそうで・・・何ともイライラする構造です。

メーカー完成品はこのあたりの調整をどうしているんでしょう?穴を少し広げて寄せてるとか?穴広げて頭の小さい1.4mmネジでギアをカラーごと止めてあるのでしょうか?せめて頭の大きい1.4mmネジでも使って欲しいものです。

なんだか批判ばかりで書いていていやになるのですが、一見複雑にまとまっているのですが、精査すると益々この動力部には問題を感じてしまいます。

ちなみにFABのEF58のモーター取り付け部は多少の調整が出来、この様な問題はありませんでした。

追記:

その後モーターマウントの底を定盤の上に置いたペーパーで少し削り、絶縁のベーク板も軽くあたりを取り、ギアボックスの取り付け面も少し仕上げて見たのですがほとんど隙間は詰まらずです。これだけバックラッシュが大きいので、テストで回してみてもとてもノイズが大きいです。完成品はどうなのか知りませんが、よほど無理やり調整してないと、音が大きな機関車だと思うんですが。完成品を買われた方どうですか?

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ED17-4 動輪のフレ

補強関係を修正し、モーターを組み付け回転テストをすると、4軸のうち1軸の片側だけ大きくフレが有る・・・中間にプラのギアーが入っているのでそのせいかと思いチェックすると・・・

ノギスとテストインジケーターでチェックすると車軸とタイや面とがぶれている。軸中心に対して車輪外周部で0.2mm以上はフレがあるようだ。実はEF58の時もややフレを感じる車輪があったのだが、中心のギアの問題だと思い放置していたのですが・・・

今回は余りにフレが目立ったので計測してみてかなり愕然とする誤差です。

やはりこの車輪の構造的問題だと思うしかないのです。打ち抜きのスポーク数本で剛性を維持できていないようです。なんでこんな構造なんでしょう?スポークまで含めて一体で作って旋盤加工すればこんな事にはならないと思うんですが・・・このフレどうやって修正するか・・・目見当でエイヤァとやるしかないのかな・・・ちとやる気をそがれる動輪です。

サッカーも引き分けだし・・やれやれ

追記:そういえば、輪心のプラパーツを接着するとき1輪だけ密着度が低かったのを思いだしました。なんでかなと思ったのですが・・・あのとき気がつくべきでした・・・手元にあと20軸未着手のこの動輪があることを考えると気分は梅雨空になります・・・

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2006年6月18日 (日)

ED17-3 補強2

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各部を補強したパーツに底の補強を加えました。

底の補強は0.6mm厚のエポキシ両面基板を加工して作りました。この基板は0.5mm厚として秋葉原の秋月電子で売られていたのですが厚みを測ると0.6mmありました。これを取り付けると他の補強の効果もありがっちりした感じになります。

手加工で作ったのですが穴位置が今一精度が出ていないので、フライスのXYテーブルを使って数値で穴明けして作り直そうかと考えています。基板の一部をはがす作業も手加工で今一綺麗ではないですし。メーカーがパーツを用意してくれればエッチング基板を起こすのは大したコストではないんですが。

もう一点考えている補強とフレーム精度を上げる方法ですが両方のフレーム間にABSで挽いた材を挟み込んで両側からネジ留めしようかと考えています。2つの動輪の間にはスペースが十分にあるので。

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2006年6月17日 (土)

ED17-2 補強1

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ちょっと考えてこんな風にギア回りは補強しました。

オリジナルは、ギアを中央に位置させるためのカラー(円筒形の挽き物)を挟んでギアをネジ留めする構造なのですが、そのカラーをフレームにハンダ付けしました。1.4の別のネジと、ナットで固定し、ハンダをしっかり流し、縦方向のたわみを押さえるために1mmの角線を縦にハンダ付けしました。

これからキットを組む人は是非カラーはフレームに固定した方がよいと思います。

同時に、各部の雌ねじになるところに裏打ちをエッチングの端材でしています。これで改めてネジを切ります。台車枠がとりつく部分もなんだか変な構造で、特に前側、カプラーが付く側の構造が?で、台車枠も組んでみて合わせながら補強方法を考えようと思っています。とにかく・・・ちょっと酷い構造です。某模型誌がこのキットの組み立てを載せていたのにこの辺についてまったく触れていないのにはある種の意図すら感じてしまいます・・・それともそれぐらいの模型センスの人が作っている雑誌なのでしょうか・・・ちと辛口すぎるかな・・・

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ED17-1 これでよいのでしょうか・・・

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某所にED17のことが書かれていて、それってどうなのかと知り合いに聞かれたので、私も気になったので着手してみました。

FABのEF58と同時期(ちょっとまえだったかな)に発売になった模型で、車輪やパンタモーターなどが同じ物のようです。FABの58と同じような構造なのかと思えば結構違います。とりあえずメーカーのマニュアル通りに組んでみたギアボックスですが・・・

例に漏れず、0.4mmの薄板の折り紙。FABの58は折り曲げた物がボックス状になっていたのですがこれはベークの薄板にネジ留め、軸受け(と呼んで良いのか)部は一度折り返し0.8mmを確保しているのはFABの58と共通。下からの動輪押さえはFABは二重に折り返した板だったのがこれは単なる板を折っただけ。一番気になったのがプラネジで左右を絶縁して止めてあること。1.7mmのプラネジなんて強度はほとんど期待できない。(このブログにも載せた草軽にも1.7のプラネジが使われていましたが、数年で何本も折れてしまいました。)FABノ58のギアボックスはボックス状に組まれた物に絶縁ブッシュを介して4本のネジで組み付けられているのでそれなりの平行度が出るのですが、このED17のギアボックスはたわむベーク板に付けたそれぞれ2本のネジとプラネジで支える構造で、とても不安になります。

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画像中央の車輪のすぐ左上の穴がプラネジで留める部分、その少し上反対側のフレームの丸く囲まれた場所が中間ギアーを止め付ける部分、その少し左上の端に近いところにある穴がウオームからの最初のギアが付く穴です。

更にウオームギアとかみ合う平ギア(何故かワールド製はすべてヘリカルではなく平ギアであるのだが)が台枠から飛び出たフレームの端から1.5mmぐらいのところに1.4mmのネジで片持ちで止め付ける構造なのがとても気になりました。片持ちでネジでギアを止めるのはこのメーカーの特徴とも言える構造ですが、止め付けられる部分がこんなに強度がないところでよいのだろうかと・・・しかもウオームからの最初の減速で、1番力が掛かる部分でもあります。

画像にある髭状の物は折り曲げてモーターにハンダ付けして集電するのだとか・・・・さすがにこれはちょっと理解を超えた構造です。要するにすべて組み付けたら分解できないわけで、塗装前にテストはどうするのだろうと思わざる得ない構造です。まぁ私の場合DCCなのでいずれにしろこんな物は使わないので問題はないのですが。

ネジも0.4mmの板にセルフタッピングらしいネジなので、分解を考慮していないようです。

改修計画

FABの58に比べて、ベーク板を挟んでいるので結構厄介な構造です。まずは、雌ねじが切られている部分は倍ぐらいの厚みになるように板を裏打ちする必要があるでしょう。そのうえで飛び出した部分に付くウオームからの最初のギアの取り付け部を補強したいのですが、外側には補強しにくいので、内張をし、ブッシュを少し削ってギアの位置調整をするのがよいかと思っています。場合によってはリブを内側に追加した方がよいかと思っています。髭は切り、小さなラグ板とケーブルでモーターからの配線を取るようにし、モーター上部のセンターピンが着く部分も強度不足が気になるので補強と絶縁をしたいと思いました。プラネジは廃し、絶縁ブッシュなどに変えたいと思います。また、底から動輪を押さえる板が左右分割で剛性に寄与していないので、エポキシ基板を使って一体化させて底の部分からも強度を持たせるように押さえたいと思います。

私は、かなり辛いなぁと感じましたが・・

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蒙古の戦車-7(DB608) ハンダは終了

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オレンジカンパニーのDB608のハンダ付けは終了しました。

細かいキサゲ作業は残っていますが終了です。集電ブラシ関係の調整が必要ですが、問題は無さそうです。しかしこのメーカーのキットは何度組んでもとても気持ちがよいです。完璧とも言える構成、精度の良いパーツ、デテールの厚み、とてもお気に入りのメーカーです。TT9の製品を作られていることでも知られますが、HOスケールで製品を作ってくれれば言うことはないんですが。

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キャブインテリアもなかなか渋くて良いです。このほかにホワイトメタルの座席と、メーターパネルがあります。

HOスケールに傾倒している私ですが、このメーカーの製品だけは例外的にOn、1/80ナローなどかなりキープしております。12mmの製品もこれぐらいのセンスとクオリティー、構成で製品を作って欲しいと思うのですが・・・もし機会が有ればオレンジカンパニーのキットは一度は組んでみられることをおすすめします!!

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2006年6月16日 (金)

EF58 薄板の銀ロウ付け その4

その後細かい修正をしようと再度ロウを流したらせっかく作った面がまただれてしまいました。どうにもうまく行きません。

面ダシを途中までしたのが間違いで、完全に埋めるべき所を埋め、ロウを流しきってから修正、面ダシにかかるべきなようです。というわけで後退したので画像は無しです。

適当に鼻筋作ったらあとはハンダと塗装でリカバリーが無難かもしれません。

とはいえ、ロウ付けはその日の調子、バーナーの具合などでうまくも行き、失敗もしてしまう感じで、出来のレベルが定まりません。まだまだ修行が足りないようです。しかし、ロウ付けで組む以外私には綺麗な鼻筋を作る方法が思いつかないんですが・・・前作はサフェーサーも少し使って修正したのですが、水切りがある窓間はどうにもならない部分だったので、どうにかこの銀ロウで組む技術を身につけたいと思っていますが・・・ちょっと意地になっています。

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追記:とりあえずヤスリ仕上げまでしたので画像をあげました。あとは面を仕上げて鼻筋や窓のラインを調整する感じでしょうか。しかし何日かかっているんだか・・・おでこのロストパーツともロウ付けしたら良さそうなんですが、さすがにそこまでは出来そうもありません。

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2006年6月15日 (木)

EF58 薄板の銀ロウ付け その3

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とりあえずはみ出した銀ロウを削ってみました。

まだ仕上げは出来ていませんが、ほぼこんなものでしょうか。向かって右側の運転席前の窓上の修正も完全に銀ロウが流れていないのでもうちょいです。窓下に開いている穴はからげ線を通した穴です。他の穴は銀ロウで埋まっていますがここだけ残っています。もう一回ロウを流して埋めようかと思ってます。

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2006年6月14日 (水)

EF58 薄板の銀ロウ付け その2

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銀ロウで前面を組む話ですが更にテストピースで練習して本番です。

窓のスミ、角の部分の穴も銀ロウで塞ぎました。アリ組の部分のロウで塞がれていなかった部分にも盛りました。さらに、溶かした部分にも材を銀ロウで付けました。だんだん慣れてきたのか問題なくスイスイ進んでいます。練習有るのみですかねぇ?

この感じなら2~3両組めば銀ロウで難なく組上げられそうです。銀ロウで組めばあとはハンダは何をしようとOK!2~3両組むのが問題ですが。

この記事を読んでやられる方は絶対にぶっつけ本番はやめましょう。何度もテストピースで失敗をしていますから。練習をしてからでないと取り返しが付かないですから。

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EF58 薄板の銀ロウ付け

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FABの58の前面をハンダで組むとどうしてもあとからだれてしまい鼻筋がでないので、銀蝋で組めないかと思い色々テストしています。

銀ロウ付けをしたことがある人なら解るとおり、薄板のロウ付けはとても難しいです。テストピースで色々ためして、やってしまいました。

ロウ付けの場合クリップで留めると熱を食われるので、からげ線を使います。0.5mmの裏板を当て、穴を開け縛るように数カ所固定します。位置合わせを確認してフラックスを塗り低温ロウ(早ロウ)を使用して組んでみました。からげ線には極細のステンレスワイヤー(キサゲ刷毛の一番太いのから引っこ抜きました。からげ線を焼き切りやすいのでもう少し太い線でも良かったかと思っています。今度は真鍮線か銅線で試してみようと思います。

正直言ってかなり難しいです。火口の小さいバーナーでないと余計な部分まで炙ってしまいます。ブタンの通常バーナーより酸素系のバーナーの方がよいかもしれませんが、温度が高い分、素材を溶かす危険が伴います。ブタンのバーナーでも画像向かって右側の窓の上を溶かしてしまいました。また何かで補う必要があります。へたくそです。

更に温度を700度ぐらいまで上げるので薄い素材が暴れ、波打ったりするのでそれを修正する技術も必要になります。彫金用の台、当て金など無いと難しいかもしれません。銀ロウを流したつもりでもやはり流し切れていないようで、画像のように組の部分が現れています。

まだ完全に面ダシが終わっていませんがとりあえずどうにかなりそうです。

やってみたもののロウ付けで組むのはよほど経験がある方、道具が揃っている方以外はやめた方がよいでしょう。ただ、うまく組めれば、キッチリ面が出せ鼻筋が作れることは確認できました。さて反対側はどうしようか迷っています。

銀ロウ付け関係のテクニックは彫金系のHPなどに色々有ります。

からげ線を使うのが今ひとつうまく行かないので先端がすごく細くなったステンレスクリップを作ってやってみようかと考えたりもしています。ステンはアルミのように熱伝導が高くないので、熱を吸いにくいからです。道具から作らないとうまく行かないかな・・・

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蒙古の戦車-6(DB608) ここまで

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今日はここまで・・・ハンダ付け作業は90%ぐらい終了しています。細かいパーツの取り付けがいくつか残っています。あとはヘッドライトを点灯可能なように加工して、キットにはなかったパイピングを少し加え、さらに、実車では運転室内に見えているドライブシャフトを追加しようかと思います。

このキットは上回りはほとんど60Wのコテで組みましたが、下回りはほとんどバーナーで組んでいます。もう少し火口の小さいバーナーがあると便利なのですが。

組が終了後塗装とサウンドのスピーカーの仕込みなどがまだ残っています。

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2006年6月13日 (火)

蒙古の戦車-5(DB608) バーナーで

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ちらかった工作台です。このサイズの模型で大きなロストパーツもありハンダ付けのメインはバーナーです。さすがに温度が高くなるので、手持ちでは無理で、ステン材の表面をフライス加工した台にハタガネで軽く固定、そこにパーツを放熱クリップで固定、バーナーであぶり付をします。他に熱が回らないように濡れティッシュなども使い熱を回したくない部分はカバーしたりもします。

ステンの台の上に広く接するように置いて、熱を逃がしながらピンポイントでバーナーで炙ったりもします。熱がどのように流れてどの様にハンダが流れるかをイメージしてセットしてあとは炙るだけです。バーナーを使う場合はハンダをコテでその接合部近くにちょっと落としたり、液体ハンダを使ったりもします。

クリップも画像左上に写っているような形状の物など数種類用意しています。

ステンの台は、フライス加工してあり、面がでているので、定盤としても使え、通常の鋳鉄の定盤ではその上でハンダ付けするとフラックスでさびるのですが、これならかなりのことが出来ます。10年以上前のいさみや特製品です。現在でも少し違った物が売られています。

最近薄板のエッチングキットが多かったので、バーナーは使えないことが多かったのですが、久々のバーナーメインの組み立てもなかなか楽しくてはまっています。

ワールドのような薄板にバーナーを使うと、収拾がつかなくなるのでご注意を。

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市販の放熱クリップを改造したこんなクリップも何個か有ると重宝します。アングルを取り付けるときはこれが大活躍です。

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2006年6月12日 (月)

蒙古の戦車-4(DB608-3)-禁断のコネクター外し

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サウンドトラックスのDSXサウンドオンリーデコーダーです。

これは右端のケーブルが出ているあたりにコネクターがあったのですが、ニッパで乱暴に外したら、配線用のランド2個がコネクターと共にはがれてしまい・・・焦りましたが・・・冷静に、はがれたあとを見て、ラッピングワイヤーで繋ぎ直し、そこにケーブルをハンダ付けしました。しかし赤い箱でテストするまで冷や冷やでしたが(笑)結果はOK!!

で、何故無理やりコネクターを取り去ったかというと、コネクターが無いとオレンジカンパニーの蒙古の戦車DB608の後部機械室にこれが収まるからなのです。

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こんな感じで、後部機械室に斜めにかろうじて収まっています。このデコーダーはグースの音源の物で、まさにこの種の機械式気動車や機関車にうってつけなのです。ホーンもバスのような音でなかなか良さそうです。実際の駿遠線の機関車がどんなホーンを装備していてどんな音だったのか・・・

スピーカーは前部機械室のモーターの入っていない部分に乗せられそうです。ウエイト搭載量は減りそうですが、今のところこれにひかせる車輌もないので、まぁ良いかといったかんじです。

動力用のデコーダーも後部に積むか前部の機械室に積むかこれは余り考えないでもどこにでも収まりそうです。悩みはヘッドライト等を点灯させる方法と配線です。1.5v球かなぁ。

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蒙古の戦車-3(DB608-2)

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朝、仕事前に下回りに手を付けました。

プレスのめくレを取って、カシメてステンの定盤の上でバーナーであぶって主台枠は狂い無くできました。床板も同様にしてすんなり終了。床板とフレームの合わせも修正はほとんど無くやはりバーナーであっという間に終了です。動輪を入れてみてもスムースです。いたって合いの良いキットです。ここまで1時間半で終了。キットがよいのでとても簡単に出来ちゃいます。

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蒙古の戦車-2(DB608)

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また仕掛品を増やしました。

ワールドのHOn2-1/2のDB607がほぼハンダ作業が終わったこともあり続いて、On2-1/2のオレンジカンパニーのDB608に着手してしまいました。エッチングとロストパーツの組み合わせで久しぶりに手応えのあるキットです。位置合わせもワールドのように簡単ではないところも有りますが、基本的によく合って修正する必要は余りないキットです。とりあえず上回りが6~7割出来上がりました。さすがに手数も掛かり、この時間でワールドのDB607は出来上がっています。キャブインテリアもフルに付いているので、この内容を参考にワールドのキットも少しデテールアップも考えてみたいところです。しかし・・・小さなロストパーツを一つ飛ばしてしまい・・・また気分を変えて捜索をしてみようかと思っています。

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2006年6月11日 (日)

FAB58 パンタのサイズの件ほか

私が指摘した、FABEF58のパンタのサイズですが、間違っていないようです。

先に、ブログの記載で、FABのEF58のパンタサイズについて大きいのではないかと指摘していましたが、この指摘が間違いで、ほぼスケール通りであると解り、私の指摘が間違いであったことが解りました。これはまったく申し訳ないとしか言いようが無く、不注意きわまりない書き込みであったと思い、深く反省と謝罪をいたします。

私自身が間違った判断をするに至った経過はブログにも書いてありますが、より詳細に書けば、以前からPEMPの58のパンタは一部のマニアに大きいと言われていたこと、検証もしないままこの思いこみで、PEMPとの比較をする中、PEMPより大きいので、オーバースケールと最初から疑ってしまったこと。ガラベンが乗っているモニターと、パンタとの重なり合いの具合が実車より重なりが大きく、この位置関係をパンタのサイズだと思いこんだこと。そして、参考にした図面がかなり怪しかったこと。サイズ割り出しに使用した写真をより大きなサイズで誤差が出ないようにしていなかったことなどが原因です。

まったくもって最初の思いこみがそれを補強する怪しい図面に引かれ、参考にした写真を誤差が少ないサイズにして計測しなかったという、最悪の流れの中で生まれた結果です。

同様に寸法違いを指摘したキャブの側窓ですが、これに関してはスケールよりほぼ1mm横幅が足りないことは間違いないようです。縦方向も気持ち足りないような気がします。ここを前に広げることでだいぶAピラー部分の印象が改善されると思います。

おでこの形状ですが、これもロストとボディーの継ぎ目ギリギリまで、さらに、実車のラインを追えば、ロストの部分以上に削り込むことで東芝のラインになってくると思います。私の作った模型はそこまで思いっきり削り込めなかったので、日立製のようなラインになっています。このおでこのロストパーツは、パーツの段階では東芝的ラインなのですがやや大きいためどうしてもあわせで削り込まれてしまい、フラットな形になってしまいます。そのため、東芝でも、日立でも作り分けられるパーツになってしまっています・・・・

とにかく、パンタのサイズは私の勘違い、思いこみによるもので、ほぼスケールの出来となっていることを改めてここに書き記したいと思います。川田さんごめんなさい。

私が作った模型はそのうちシンナープール行きになりそうです。キャブ側窓を直し、おでこを修正して・・・・側窓の修正で思いついた方法ですが、内張をドアとキャブ側窓部分を切り離し、サイズを修正した側窓の中さんの位置(0.5mmぐらい前より)にハンダ付けして全体を組あげ、剛性が出た段階で窓を広げると中さんが生かせ、更に修正するときのガイドにも使えるかと思うのですがどうでしょうか。組んでいない状態での修正は、へなへななので、かなり難しい部分です。

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2006年6月10日 (土)

蒙古の戦車-1(DB607)

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気まぐれでこんな物に手を付けてしまいました。

5年以上前、草軽のデキの少し後に出たワールドの製品「静岡鉄道 駿遠線 蒙古の戦車 DB607」です。買った物の、草軽のあの小さなモーターではろくな動きをしていなかったので、組む気がなくなり放置していました。そのうち動力を見直して作ろうと考えていたのです。

草軽をDCCデコーダーのBEMFとトルク補償でかなり走行性能が上がることを確認し、それでは作るかといったところです。しかし、モーターはワールドのオリジナルではなく、Bトレインショーティーに積まれていたモーターに換装してみました。オリジナルよりはトルクがあるようで、良い感じです。デコーダーは永末システムの薄やつをモーターの上に載せるように取り付ける予定です。エンジンルームとキャブの取り付け部はデコーダーが乗るように巾いっぱいに広げています。

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モーターマウントは0.4mmの端材の組み合わせで作りました。このモーターは取り付けネジが1.4mmなので、扱いが楽です。ボディーは特に加工はありませんが、手すりは0.3mmの真鍮線で作り直しています。下回りなど、ネジが掛かるところは裏打ちして板厚を増して補強しています。カプラーは前側はキットの付属パーツは長くてカッコ悪いので、珊瑚のパーツに変え、後ろ側はKDに変更する予定です。バックすることは基本的になかった車輌なので、前に連結することはないとの考えです。

蒙古の戦車はこれ以外にOn2-1/2のオレンジカンパニーのDB608のキットと、HOn2-1/2のワールドのDB609のキットもストックしていて、この最、全部作ってみようかとふと思ったりしていますが、たぶん気まぐれで終わるでしょう・・・こうやって仕掛品がどんどん増えていくんですが・・・

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2006年6月 8日 (木)

モデルワーゲン9200の整備

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だいぶ昔に組んだモデルワーゲンの9200ですが、5~6年前にサウンドトラックスのデコーダーでDCCサウンド化しました。ここの所の久々シリーズで動かしてみようとすると当時から気になっていたミニモーターのコアレスモーターのトルクの無さが気になり、どこかで作例があったマクソンのコアレスに換装してみました。この換装などを考えて以前からストックしていたモーターがやっと日の目を見たわけです。

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以前は、ケーブルを直接繋いで永久連結状態でテンダーのデコーダーと機関車本体を繋いでいたのですが、ちょっと加工して小さなコネクターを使って機炭間を分離できるようにしてみようと思っています。とりあえずここまで。スピーカーも見直そうかと思っています。サウンドデコーダーもかなり古いので、新しいデコーダーでも登場すれば交換を視野に入れていきたいと思っていますが・・・・ついでに集電ブラシも取り付けようかと考えています。

ヘッドライトも1.5vゴマ球で点灯可能にしているのですが抵抗で制御しているため、トラック電圧の影響を受けるので、違う方法に変更を検討しています。

EF58に続いてすぐに仕上げるつもりだったEF60はピタッと止まっています。うーん

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デジトラックスって・・・デコーダーにはまる

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このむき出しのデコーダーはデジトラックスのDZ123です。

何故これがオリジナルの赤いシュリンクをはがされているか・・・・ちょっと前アメリカの通販でこれを購入して使ってなかったのですが、使おうと思い赤い箱でテストするも、スキャンできない・・・しかも500mAしか流れないUSBモードで、デコーダーがなにやら暖かい・・・これは・・・・壊れているなと思い、今更アメリカの通販業者に不良だ、交換しろとも言えないし、シュリンクをはがしてみると・・・・なんだこの酷いハンダ付け・・・唖然とするような酷さです。よく見ると短絡しているような、最初からこれでよいのか?私でももう少しまともなハンダ付けが出来ると思うような出来です。これじゃ・・・不良品が出てもしょうがない・・・しかもチェックもせずに出荷しているのか????

95年ぐらいからDCCを導入していて今まで150個ぐらいデコーダーを使用してきました。主流はLenzで、ほかに、サウンドトラックス、Lok、国産の永末システムなど使用していますが、今まで一度も最初から使用不能のデコーダーに当たったことはありませんでした。どこのメーカーの基板を見てももっとまともなハンダ付けがされています。デジトラックスがあの模型には不似合いな赤いシュリンクに入れられている理由がこの恥ずかしいハンダ付けを隠すためだったのでしょうか・・・・

現在日本では模型界の最大手でもあるカトーが取り扱っていることもありデジトラックスが多く普及していますが、こんなクオリティーの物が普及していて良いのか疑問です。もう二度とデジトラックスなんか買うものかと思ってしまったのです。

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バックマンB1サドルタンク

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堅苦しい話に疲れて、こんなのを引っ張り出しました。

1/87じゃないんですが、バックマンのOn30のB1サドルタンクです。もちろんDCC化していて、Lenz LE077XFを搭載しています。動かそうと思いアドレスが解らないので赤い箱で読み出そうとしてもなんだか読めない・・・やっと31番と解りコマンドステーションモードでも全然動かない・・・明らかに集電不良になっています。

結構放置していたので・・・掃除しても改善されないので、エイヤァと前に紹介した接点復活スプレーを車輪やブラシに吹き付け・・・そうしたら動くじゃないですか!やはり効くんですねぇこれ・・・しばらくフルスロットルで動かし、更にブラシのゴミなどをピンセットで取り除くと快調に動いてくれました。荒っぽいですがこんな調整方法もあったりします・・・気楽で良いなぁ・・これ

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2006年6月 7日 (水)

FAB58をよりよくするには。

もう本文書かないつもりだったのですが、これからこのキットを組まれる方に、ここをこうすればという指針みたいな物を書いてみようかと。

まずキャブ側窓ですが、このキットはスケールよりやや小さいので、思いっきり1mm以上車端方向に広げちゃいましょう。中さんの位置がずれるので、さんは作り直す。水切りも作り直しましょう。かなりこれで、前面の車で言えばAピラーのRに近い部分が修正できると思います。あとは腕次第。Rもちいさめなので、出来る範囲で修正した方が感じがでると思います。

追記:スケールより1mmぐらい横幅が足りないようです。少し大げさに伸ばしても良いかもしれません。ブログの記事 FAB-EF58-28に有る最初の画像が、PEMPと列んでいるので違いがよくわかると思います。キャブ側窓の前のAピラーが全然違います。PEMPのものが実車にかなり似ている印象です。

運転席上部のRはだましだまし修正するしかないでしょう・・・東芝ではない川崎などの方が楽に出来そうです。正面の継ぎ目は、裏打ちをした方がよいと思います。窓間は場合によってはハンダ盛りではなく材を埋めて削った方が筋がでて良いと思います。

追記:川崎っていう感じでもないかな・・なんだろう?

テールランプもゴツいので、削って少しでも小さくするかパイプから作り直した方がよいかもしれません。

パンタはどうにもならないので、他社の製品でも出れば付け替えるか、どうするか・・・

追記:末期ならPS15やPS22に換装された機番にするのもありかもしれません。

更に追記:パンタのサイズですが、FABのものがたたんだ状態で長手が36.5mm強、PEMPが35.5mmぐらい。しかしこのPEMPのパンタもやや大きいと言われていました。比較になるか解りませんが、16番のアダチのED10を昔組んだ物があり、そのパンタを計ると、39.3mm、計算して87分の1にすると36.13mm。16番ならこれぐらいは全然問題にならないレベルであるとは言えます。ただ、手元にある多くのPS14が乗っている機関車の図面を見ると、ことごとく1/87にかんさんすると33mmぐらいに描かれています。何故か正確な寸法が入ってないのですが。仮に33mmがスケールだったとすると、1割大きいことになり、1/80のパーツを付けているのと同じ事になります。16番のパンタはおおむねオーバースケールだったので、アダチとの比較を無視して、この計算がだいたい正しいのではないかと思っているのですが。どなたか正確なPS14の寸法を教えてください。写真で見ると明らかにPEMPでも大きいと思うんです。そういえばFABのパンタはさくら模型のED17にも使われていたんですよね・・・まだ組んでなかったので気がつきませんでした。これ16番に使うとスケールのパンタになるって・・・かなりブラックですね。

追記:

パンタのサイズの件、私の指摘が間違いだったようです。詳細な寸法は確認はまだ出来ていませんが、パンタ周辺の正確にわかる寸法(マウントのガイシ間)などから再度計算しなおしてみたところ、たたんだ状態で36mmぐらいで正しいようです。まったく私の思いこみ、勘違い、であると言えます。ブログにこの様なことを書いてしまいFAB様やワールド様など、関係各位には大変ご迷惑をおかけしましたことは深くお詫び申し上げます。詳細は別記事にて。

第一エンド側のモニター上のガラベンは位置が違うので、写真でチェックして位置を修正しましょう。また、モニターのRなども修正した方がよいです。吊り金具の位置も違います。

側窓の角のRは角張っているのでやる気が有れば埋めて直す手もありますが大変ですね・・・

下回りはブログ前半にかなり書いていますのでそれを参考に・・台車間はどうにもならないので端張りに板を張って感じを変えるのも修正としては有りではないでしょうか。

実はあと2台このキットを持っていて、どうするかずっと考えておりました。

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NMRA8を組み立てる

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前にIMONのキハ58などにLenzなどのNMRA8コネクターが刺さらないという話を書きましたが、永末システムのNMRA8のキットを使って見ました。HPの組み立て説明ではジグを作ると書いてありますが面倒で、どうしようかなと考えて、ブレッドボードとピッチが一緒なのに気がつきこれを使って組み立てました。ブレッドボードは回路のテストなどをするための物で、秋葉原の秋月電子などでは最小の物なら150円で売ってます。何かと便利なので常備品におすすめです。

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問題なく収まっています。ちょっと組み立てハンダ付けは面倒ですが慣れればそうでもないかな。

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ついでにモーターをマクソンのコアレスに換装してみました。単なる気まぐれですが。

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2チャンネルとか・・・

なんだかこのブログの記載内容が2チャンネルで話題に取り上げられているようで・・・

色々FABの58について書いていますが。私は過去にも12mm製品のリコールの引き金を2度引いた札付きのクレームが多いモデラー(笑)なので余り気にせずに御自身の判断で、お考えください。

リコールという言葉が適切かどうかは不明ですが、過去2件は、モデルワムが出したオシ16,17の車体断面が違っているのに気がつきワムに電話すると、「そんなことはない」と最初言い張られたのですが、結果作り直しになりました。もう一件はIMONが韓国で作らせたC55の先台車、従台車、テンダーに使用した車輪の断面形状が余りに酷く、その点を指摘して(これは他からも指摘があったかも)結果交換になったという2件です。

やはりそれなりの対価を払って購入した物が修復不能のエラーがある場合は意見を言っていくのも必要なことと思うのですが・・・やはりうるさすぎるでしょうか??これってクレーマーなのかなぁ・・・うーん

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2006年6月 6日 (火)

LEDを削ってテール用に

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ふと思い立って、100個300円ぐらいだった赤のLEDをテールにそのまま刺さるように旋盤で削ってみました。チャックにフレの無いように加えるのが難しく、多少ばらつきがあるのですが、安いので気楽に削れます。径が2種類、長さも2種類ぐらい全部で30個ぐらい作ってみました。

バラツキがあるので適当に選別して使おうかと。簡単確実なので、旋盤をお持ちの方はお試しください。

機関車のテールライトを全部点灯可能にしてDCCで入換動力車標識灯を実現しようと企んでいます。

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カニ21音源車

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PEMPのカニ21ですが、白色LEDなどに変更するついでに音源車に改造しました。

EF58がサウンド付きにもなり、かねてから計画していた20系客車のカニ21に音源を取り付けました。デコーダーはサウンドトラックスのDSD-100LCのディーゼルバージョンです。

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だいたいこんな感じで、床板に13mmX30mmの角穴を開けそこにオーバルスピーカーを取り付けデコーダーと配線基盤を両面テープで固定しました。組み立ててサウンドチェックをするとどうももうひと味足りないので、秋葉原で購入した100円モーターを搭載しました。これはもう一つ理由があり、プログラミング対策でもあります。抵抗でも良いのですがね・・・

モーターの回転音と、ディーゼルサウンドでかなりリアリティーが出ていると思いますがどうでしょうか・・って、音を伝えられないですね・・・

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台車には集電対策でブラシを追加しました。ブラシは、0.5mm厚のエポキシ基板に溝を切り絶縁しそこにベリリウム銅の板をシャーリングで細く切った物をハンダ付けして取り付けてあります。全輪集電になり集電状態はかなり改善しています。

まぁDCCをやれば誰でも考えそうなアイデアですが、やってみるとなかなか楽しいです。難点はカニがかなり重量増加で、牽引機への負担が増えそうなことですが・・・

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2006年6月 5日 (月)

FAB-EF58-50 終章

FABの58について書くのも50回目になったのでこの件はこれで一旦終わりにしようと思いますので、まとめようかと。

今回のキットを組んでみてFAB(ワールド)+永末DCCデコーダーの製品は、日本ではじめてサウンドデコーダーを最初から組み込むことを目標にしたエポックメーキングな製品であったと思います。世界中探しても、キットでDCCサウンドデコーダーを最初から用意している品物はこれしかなったかと思います。その意味でとても高い評価をしたいと思います。

しかし惜しむらくは形態の部分がPEMPの58という手本と、以前に比べとても多い参考資料があるにもかかわらず、かなり外している部分が多い点です。挙げればきりがないのですが、運転室側窓前のRの位置、この影響で間延びしたために東芝の特徴とも言える落ち込みのR、モニターの形状、パンタのサイズ、側窓の形状、先台車、主台枠間の隙間・・・などもうちょっと追い込んでいればと・・・とても残念です。それらが、ユーザーに簡単にリカバリーしにくい部分でもありますから。でかすぎるナンバーの切り文字はあそこまでサイズが違うとご愛敬・・・といった感じですが・・・・もちろんPEMPにも同様に問題はあるのですが、何せ、20年前の製品です。全体の形態把握は、さすが黒岩さんが係わっただけ有ると改めてFABのキットを組ながら見比べて感じてしまいました。

構造面は、初期にだいぶ補強などをしたと書きましたが、やはりワールドの基本構成ではこのサイズの機関車には弱すぎます。しかし、キットでもあり改善の余地があり、これはリカバリー可能な部分だと感じます。今後ワールドさんが同様なサイズの製品を作られるので有れば是非改善していって欲しい部分です。

DCCサウンドデコーダーに関しては、とにかくすばらしいです。性能はアメリカで今まさにブレークしているQSIをも凌ぐ性能があると思います。日本人の設計者による製品であるためとても良く日本の状況を捉えた設計になっています。設計者が元JR職員だというのもこの製品の深い部分を作り上げる力にもなっていると思われます。入換標識灯などは、この製品を触るまでまったく知りませんでしたから。余談ですが、先日夜、新川崎の駅から新鶴見を見ると、やってるじゃないですか!入換標識灯を付けたEF200が目の前にいました。

いずれにしろ、このデコーダーが出来たのもこのEF58のキットがあったからで、その意味ではとても評価されるべき物だと思います。

今回の構成で私が問題とした動力関係の補強と、形態のさらなるチェック、追い込みをしてDCCデコーダー搭載で次のEF15などアナウンスされている製品が出てくることを願っいます。どんなに一部がよい製品でも、形態、特に前面周辺の違いはちょっと辛いですから・・・パンタも是非作り直してください。長手で2mmちかく巾もすこし大きい・・・ですから・・・また付属のチップLEDのヘッドライト用は色が酷いので、あれではちょっと辛いです。サイズの問題で入らないなら1.5v球の方がマシかと・・・

小学生のテストに押すスタンプだったら「もうちょっとがんばりましょう」でしょうか・・・

色々勝手なことを書き、キットを作られた関係者諸氏には不快に思われたかもしれませんが、よりよい製品が今後出ることを期待して書かせて頂きました。失礼な点は深くお詫び申し上げます。

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乗工社2105 デコーダー換装

ここのところ永末システムのDE14というデコーダーのBEMFとトルク補償機能を使ってキドマイティー系のモーターなどトルクの小さいモーターをチューンしてみてとてもこのデコーダーとキドマイティーの相性がよいことを体験しました。だいぶ前にLENZのLE077XFを使ってDCC化した乗工社の2105の完成品があったので、どれぐらい動作が違うか確かめたくデコーダー換装してみました。余り搭載余裕がないので、この小さなデコーダーが発売されたときには喜んで色々導入したことを思い出します。

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永末システムのDE14に換装した状態です。LE077XFに比べて面積が大きいものの、薄いのでモーターの上にカプトンテープとポリエステルテープで絶縁して貼り付けてあります。テストしてみると少しボディーに当たるので、当たりそうな場所をルーターで削りました。DE14はさきに草軽のデキのテストに使用したNP(パッケージされていないデコーダー)にモーターコントロールの4本のみをハンダ付けしたのを使用しています。不要な配線を取り去るより必要な配線だけを取り付ける方がかえって使い勝手がよいです。

搭載後の動作テストでは、低速からとても安定した動きになり、あきらかにLE077XFより良い動きをしています。さすがにBEMF+トルク補償機能が効いています。キドマイティーとの相性もとても良いです。LenzのBEMFデコーダーに比べてBEMF動作時の微調整が効くので、モーターや車輌にあわせた調整ができるので、とても良い感じです。

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この2105は動作をより良くするために集電ブラシを追加しています。第一動輪の絶縁側と、従台車の両側から集電できるようにしてあります。集電できる車輪を出来るだけ増やすのが安定走行には欠かせないです。

なんだか小型車に搭載したLE077XFやLE0511をBEMF+トルク補償機能付きのデコーダーにすべて換装したくなってきています・・・

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2006年6月 4日 (日)

FAB-EF58-49 PEMPの58とのプロポーションの検討

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少し間を置いて、改めてFABの58とPEMPの58の細部を比較しました。

屋根上の表情ですが、かなり違う部分があります。

まず目に付くのはガラベンのサイズです。これは、図面や写真を見るとサイズは2種類はあるようです。FABは大きく、PEMPは小さいです。それぞれの機番のガラベンがどうなのか・・・写真でなかなか屋根上が見比べられず何とも言えない部分です。ちなみにネコの新ディテール・ファイルに出ている写真では61号は大きいガラベン、157号は小さいガラベンのようです。この本の図面はどちらも大きく書かれていて結構いい加減です。

ちなみに実車の写真を検討すると、45号、62号両方とも大きなガラベン、モニタが傾斜する部分はRが付いています。FABのガラベンにPEMPのモニターの前側のRが正解なようです。おおむね初期の大窓車はガラベンが大きく、後期の小窓は小さいように見えます。斜めになるところへのつながりはメーカーにより違うようですが、初期車はおおむねRが付いているように見えます。

パンタは、PEMPの方が小さく、FABの方が全体に大きいです。写真、図面から追うと、FABの方がオーバースケールと思われます。PEMPのもちょっと大きいかなと感じるので、FABのはちょっと大きすぎかな・・・同様に、避雷器もFABの方が大きく、よくよく比較するとエコーの1658番の避雷器と同じパーツのようです・・・うーん

SGのハッチは、PEMPがやや小さく角が丸い、FABがやや大きく角が角張っています。ネコの本の図面はFABの物に近いのですが写真で比較するとPEMPの方がサイズ、Rは似ています。

高圧引き込み線は、FABの形はちょっと変で、PEMPの形がよく似ています。

色々細かく比較していますが、全体的な印象はFABは全体のラインが角張っていて、ちょっと固い印象があります。側面から屋根に掛かる部分のRもやや小さく角張って見えます。PEMPはFABに比べて柔らかいラインで、Rの印象の押さえ方はより似ているように感じます。

あくまでも私の個人的な印象です。何度か触れたネコの本は図面がだいぶいい加減な印象があります。線が固く、実物と違う部分も多々あります。写真をより見比べて検討する必要がありそうです。

追記:

ホイッスルの位置ですが、FABのは車体長手方向の中央により過ぎているように見えます。PEMPの方が位置的に合っているように感じます。取り付け位置がヘッドライトが終わる場所と同じぐらいの端からの位置ではないかと思います。太さはFABの方がよいように感じますが、長さはFABのは明らかに長すぎですね・・・

またランボード先端のおでこ上に有る手すりの位置は、FABの方が良いのですが、サイズはちょっと大きいかも。

また正面の折り角は、PEMPの方がキツくFABの方が緩いです。これはちょっと微妙なのでもう少し検証してみますが・・その反面角度がキツいPEMPの方が乗務員ドアは端により、FABの方が中央によっています。気がついていた最も書きにくい部分なのですが、FABの58の乗務員室側窓の前が実車よりかなり幅が広く、このあたりが影響していると思われます。実車は乗務室側窓の水切りが終わるとすぐにRになるのにかなり平面が続いています・・・・大事な顔のプロポーションが大きく崩れていますから・・・修正も簡単には出来ない部分です。

全体の印象ですが、58の中でもやや角張っている川崎製に全体の印象が似ていると感じているのですが。PEMPは東芝のような印象があります。このキット、東芝大窓と書くのは辛いかな・・・

追記その2

ガラベンは大型、小型はメーカーによって異なるようです。汽車、川重、三菱はガラベンが小さいようです。モニターのRは確認し切れませんが、小さなガラベンのメーカーがRが角張っているようにも見えます。また、ハッチのサイズ形状ですが、サイズはFABの方が良いようです。角のRもメーカーにより異なるようで、角張っている物も多数有ります。車体全体的に、川重、三菱は角張っているような感じがします。

追記その3

色々な意見はあるでしょうが、16番のようにどうしても変形せざる得ない模型の場合、多少の形態についてはどうしょうもない部分でもありましたが、ファインを標榜している以上、形態などについては許容範囲が狭いのはしょうがないのかなと考えています。寸法的間違いはファインとして最もその価値をスポイルする部分でもあると思うのです。ファインであるからなおさら、その形態のとらえ方にどれぐらいの審美眼を持っているかも要求されているように考えています。微妙な曲面のとらえ方はとても難しいものだと思います。そして、根元的形態についての違いはやはり看過できないのではないでしょうか。

私の作る模型が大した出来とは思えませんが、模型は美的センスが強く要求される物であることも今回強く感じました。かつて、なかおゆたか氏のセンスに惚れた模型ファンも多かったように、そしてPEMPの58に改めて黒岩さんのセンスを強く感じてしまったのです。今回の製品が最も日本で有名な電気機関車とも言えるEF58であったためとても多くの資料があったのもこの様な形態への指摘に至ってしまったかもしれません。明治の古典機であれば誰もこんなに言ったりしなかったでしょう。

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FAB-EF58-48 ウエイト代わりに・・

ちょっとブランクが開いたFABの58ですがデコーダーの調整も終わり、牽引力を増すために側面の窓下に少しウエイトを積み増ししました。重量は530gまで増加しましたがもう少し積まないとPEMPの重量には至りません。まだ隙間はあるので少しずつ積み増していけばよいのですが。

そこで、前にも書いたように形がおかしいキャブインテリアをウエイト代わりに積むことにしました・・・大窓のキャブとは全然違う形態ですが、ウエイトだと思い・・・あきらめて搭載しました。しかしいつでも交換できるように両面テープで固定しただけですので、秋にIMONから58のキットが出るようなので、インテリアだけでも入手できないか当たってみようと思っています。

実はレジンでPEMPのをコピーでもしてみようかと思ったのですが、レジンや型のシリコンゴムなどの値段もバカにならないので、あきらめてしまいました。

IMONさん分売してくださいね!!

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浜中のDL DCC

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もう10年以上前、DCCをはじめてわりとすぐにモデルワーゲンの浜中のDLをDCC化しました。

このキットはワーゲンのページから95年5月に発売、その後調整の難しい動力を改造した再生産が秋に発売されたようです。私の持っているのは最初のバージョンでとても動力調整に苦労したのを覚えています。更に、最初からDCC化すべく、レンツのごく初期の当時世界最小のデコーダーLE075を搭載するべく組み立て、ヘッドライトも1.5V球を使用して点灯できるように作りました。キットが出てすぐに作ったので95年にこれらの作業をやったようです。

すでに11年もたっているんですね・・・・ここの所ワールドの草軽のデキをDCC化すべく検討していて、この車輌のことを思いだし久しぶりにDCCで動かしてみました。

久しぶりに動かしてみても問題なく動きますが、やはり動力のストレスが大きな設計な為、急に加速したりする状態です。モーターにもかなりストレスが掛かっているようです。少し塗装も傷んでいるので、オーバーホールでもして、最近のBEMFとトルク補償のあるデコーダーでも搭載すればかなり走りは改善されるのではないかと思っているのですが。

永末システムの永末さんにより小さなデコーダーの開発をメールで依頼してみたのですが・・・

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ワールドの草軽デキを走るようにする

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「謎のデコーダーチューン」とか「トルクの限界」とタイトルを付けていたワールドの草軽のデキ走行化計画はあきらめずにしつこく進行しています。

トルクはどうしょうもないぐらい小さいモーターなので走行部分を完全にし、集電性能向上を出来るだけ進めてみました。

ベース基板は作り替え、車軸には旋盤で新たにカラーを洋白材から挽いて取り付けました。更にベリリウム銅0.08mmの板から薄い集電シューを作り動輪に当てました。また、先輪には0.2mmの燐青銅線のブラシを当て、すべての車輪から集電可能な構造としました。そのうえ、かつて集電ブラシがあった場所にウエイトを搭載、バランス的にも低い位置のウエイトなのでよいかと思っています。

この状態で永末システムのDE14NP(裸のデコーダーでの販売品)に必要な4本のみを配線してテスト走行をしています。ケーブル等が配線されていないデコーダーはこの手の実験や特殊なサイズの車輌への搭載には便利で、安いのでなかなか良いです。

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結果、しつこく調整し、クリーナーでレール、タイや面を掃除、接点浄化剤を使用して、かなり満足いく走行までどうにかたどり着きました。

安定走行を計測したスピードはスケールスピードで時速8.5kmぐらいになり、これならどうにかなるかなと思っています。更に低速でも動くのですが、ちょっとまだ不安定で、このあたりも調整では更に良くなりそうです。

ふと思い出し、草軽のデキが実際に動いている数少ない動画が挿入されている映画「カルメン故郷に帰る」のシーンを見直し、結構いけるかなぁーと一人悦に入っていました。

モーターをトルクがもう少しありそうなアルモーターに変更してみようかと思っていますが、このモーターでどこまで動くのか試してみてからかな。

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2006年6月 3日 (土)

トルクの限界

デコーダーによるチューンで、ワールドの草軽デキをテストしてみました。走りが悪く精度、強度共にかなり怪しい動力装置にも手を入れ、デコーダーでBEMFとトルク補償で働かしました。車輌をレールに乗せない状態では非常に微速で動作するのですが、どう調整してもレールの上では、集電の問題と少しでも抵抗が増えただけでモーターがストールしてしまいます。とても微妙なバランスで動作しています。低速で動く物の安定性に欠けてしまいます。

これはやはりモーターのトルクが基本的に足り無すぎるようです。いくらBEMFやトルク補償でそのモーターの最大の性能を引き出しても、無理すぎるようです。極論すれば模型のモータで実物の機関車が動かないのと同じようなものです。

もう少しギア比が大きいか、よりトルクのあるモーターに換装するしかないようです。といっても搭載可能なモーターサイズはしれています。

デコーダーによるチューンはキドマイティーぐらいのモーターにはとても有効ですが、さすがにこのとても小さいモーターには限界があるようです。しかし、テストでの動きは明らかにあり、トルクとギアのバランスさえ実用レベルの構造であればちゃんと動いてくれそうではあります。

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2006年6月 2日 (金)

謎のデコーダーチューン・・・

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これは・・・謎の黒い固まりに電子基板・・・この車輌をデコーダーチューンすべく掛かっています。ただまだ解決できない問題があり検討中です。

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下回りはベース基板を作り替えて補強し、テストではこの走らない車輌がデコーダーのコントロールでゆっくり実物のように動きます!さてさて・・・・

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デコーダーチューンした東横モハ510

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デコーダーチューンの話を書いてパワートラックのような動力でどうしょうもない走りをしていた車輌を思いだし急遽デコーダーを搭載してチューンしてみました。結果はバッチリです!

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車輌は乗工社が作った慶応大学鉄研の記念模型なのですが、結構模型店に委託などで出回っていて入手した人も多いのではないでしょうか。同じシリーズで東急3450系もリリースされていました。

この車輌に使える動力は上の画像にある乗工社が作った軸距離可動のパワートラックで、これがどうにも動きの悪いどうしょうもない動力装置でした。アナログならスロットルをあげていくと一気に飛び出し、最高速度は新幹線状態・・・トルクのないキドマイティーの一番小さいモーターが使われています。余りに走りが悪かったので、Models IMONからIMONギアーをつかった動力換装キットまで売られている代物です。

これにDE14を使ってトルク補償とBEMFを強く効かせて、更に最大電圧を半分以下に、中間電圧をその中間あたりにすると何ともゆったりした走りをしてくれます。スローから押さえたトップスピードまで綺麗に速度コントロールが出来ます。この動力の走りを知っている人なら絶対に驚くような変化だと思います。

ちなみに設定したCV値ですが。

CV2=3,CV3=2,CV4=2,CV5=60,CV6=30,CV55=40,CV57=200,CV60=23

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2006年6月 1日 (木)

デコーダーチューンしたキハ03

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一つ前の記事に書いたデコーダーチューンを最近施したキハ03です。10年ぐらい前にモデルワーゲンから出てすぐに組んだものですが、トルクのないモーターと集電の悪さで走りは御世辞にも良いとは言えない物でした。

永末システムのDE14を室内装置と床板の間にシュリンクを剥いて搭載し、220マイクロファラッドのコンデンサーをマニュアルに沿って追加しました。同時にヘッドライトを電球色、テールをチップLEDで点灯可能にしてあります。

集電に関してはオリジナルのままですが、接点復活剤を使うことで集電ブラシのカーボン等が除去できてからは快調そのものです。2軸の車輌ながらとてもよく走ります。128スピードステップのノッチ2ぐらいから微速で動きます。

設定的にはDE14のCV60の値を23にして、BEMFとトルク補償をフルに使っています。低速時に若干うなり音がしますがディーゼルカーでもあり音には多少目をつぶり、走行性能第一に設定しました。どれぐらい低速で走るか・・・IMON線路の直線1本分車輌が10センチ以上有りますから、実質17センチぐらいの距離を1分以上かけてゆっくり動きます。昔のサイリスタコントローラーのようなヒドいビビリはありません。

DE14についてはここに詳細があります。

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接点復活剤はこれを使ってます。LOCOとか模型用でなんだか無茶苦茶高いのもありますが、これ良いですよ。ホームセンターで500~600円だったかなぁ・・・?

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今一な動力のDCCチューンの可能性

DCCシステムの優位さ、面白さは同時に線路上にある車輌をコントロールできるとか様々なライトコントロールが出来ること、更に多彩なサウンドシステムなど目に見えたり、耳に聞こえてくる部分以外にとても重要な部分として動力系のチューンが出来ることがあげられます。

最近組あげたFABのEF58ですが、デコーダーを介さず直接アナログで動かすとその動きはかなり醜い物になります。トルクの余りないモーターで、一番トルクが必要となる起動時に2台のモーターがうまく同調せず、綺麗に加速しません。更にあるスピードに達すると急に加速したりします。これはトルクのないモーター、たとえばキドマイティーとかにありがちなギクシャクした動きそのものです。低回転でトルクがないので、低速時に不安定な動きになったりラビットスタートしたりしています。これをDCCデコーダーの、BEMFとトルク補償でコントロールするととてもスムースに低速から高速まで安定した加減速が可能になります。モーターの問題で今一な動きだった車輌が見違えるようにスムースに動いたりするので、これらを目の当たりにされればそれだけでDCC導入に走る人もいるのではと思ったりします。特にトルクのないモーターを使用しているナローなどには有効だと思います。ただ、もう一つの壁、集電という問題はあるのですが。

デコーダーは小さなマイクロプロセッサーで働いているので、電気的な停電には弱いです。そのため集電性能は出来るだけ高くしなければならないのです。それを補うためにコンデンサーを外付けできるデコーダーもありますが・・・サイズとの兼ね合いですね。16番で一時とても普及したパワートラックなどもこれでコントロールすればかなり動きが良くなるはずです。

いずれにしろDCCによる動力コントロールは言葉では解らないとても奥行きの深い部分です。ちなみにFABの58はあのモーターで超微速で動作することを書き添えます。

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たとえ8ピンコネクターがあっても・・・

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EF60の基板のことを書いて思いだしたのですが。

同じIMONのキハ58なのですが・・・

この製品は、日本型ブラスとしてはたぶん最初にNMRAのプラグを用意した車輌だったように思います。8ピンのプラグがあるのでそこにブラグインでDCC化出来るはずなのですが、物によってはプラグが刺さらない・・・画像手前にあるプラグはLENZの最近のデコーダーGOLDの8ピンプラグなのですが・・・・見ての通り室内しきりに当たって刺すことが出来ません。プラグの位置があと少し内側によっていれば問題ないのですが。

このあたりのプラグ外形についての細かい規定がNMRAにはないので、この様なことが起こる可能性があるのです。それを見越して、主要メーカーのプラグを検討して設計されていればこの様なことは起こらなかったのでしょうが。

このプラグイン方式も良し悪しがあり、ケーブルの処理が結構たいへんだったりすることを考えると、基板にダイレクトにプラグがはえているようなデコーダーが何種類か出て居ると本当は使いやすいのですが。サウンドトラックスがバックマンのシェイなどのために専用基板をこの方式で作っていますが数が違うのでしょうね。

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エッチング抜きの手すり・・

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エッチング抜きの手すりは嫌いです。このキットの場合手すりの取り付け座も表現されていたので試しに使ってみました。塗装して、その断面形状がどのように見えるかも確認してみたかったのです。

結論から言って、私にはその断面形状から来る反射が丸い線材の物とは違い好きになれないようです。確かに取り付け座の表現と、取り付け座付近の微妙なカーブなどを形として出しているのですが・・・・韓国製のブラスにあったあのいやな表現と結びつき、自分の好みではないなぁと改めて感じています。丸い線材から作った手すり類の微妙な柔らかさが好みのようです。まぁキットなので、好きに作ればよいので、このキットがどうのこうのという問題ではありませんのでお間違えなく。

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IMON-EF60-500-4 kitの基板

Ef60

IMONのEF60には画像のような基板が付属しています。当然完成品にも使用されていると思われます。作り素材からして福島のラインの製品ではないかと想像できるのですが・・・

この基板にはDCCコネクターが用意されています。ただこのコネクターがNなどを対象にした小さな物で、更にコネクターの先にすぐにCRDやダイオード等があり、搭載可能なデコーダーは基板にも書かれているようにLENZのLE0511Dもしくはこれと同等の物となってしまいます。残念ながらこの規格のこの種のデコーダーは余りメジャーなラインではなく、選択肢が非常に限られてしまいます。しかもアナログ状態でのライトのオンオフを計るためDCC搭載時はスイッチを切り替えるような設計で・・・どうにもこなれていない設計です。

ちょっと厳しい意見かとは思いますが、DCCを頭や資料でだけ理解して作ったと思えるような設計です。

まずこの設計の問題点は以下の点です。

1,デコーダーの選択肢が狭い設計で、この様な設計ではDCCプラグを間に合わせで用意したとしか思えません。現実に市場にある各種デコーダーの性能を考慮してデザインされて居るとも思えません。

2,基本的にコアレスなどの低い電圧から回転するモーターを使用する場合DCCでのアナログ運転そのものに無理があること。コアレスが起動する電圧ではデコーダーのCPUが起動していない、また、回っているうちにCPUが落ちてしまうからです。製品としてDCCを搭載できるようにするので有れば、アナログ、デジタルの切り替えを考慮した設計とすべきでしょう。それぐらい良いモーターを採用していますから。

3,使い勝手の悪い基板並びに床下のスイッチの設計。ライトのオンオフを含めて床下にスイッチを付けるのであれば、先に書いたようにデコーダーを搭載したまま、DCCとアナログを完全に切り離せるスイッチを付ければ、アナログ時もDCC時もその最高の性能を実現できると思われるからです。

4,設置場所。デコーダー等の配線を考えたりアナログとの切り離しを考慮するなら、基板は床下もしくは床上にまとめ、ライト基板のみを屋根下などに設置した方がよいでしょう。ピンを採用するので有れば、NMRA規格の8ピンの方が無難でしょう。サイズは大きいですが・・この機関車にN用の無理して小さくまとめたデコーダーを使うことにも疑問がありますから。より高度なコアレス等に対応したデコーダーを使えるように考慮されていて欲しいです。

5,6ピンのコネクターのためV+を使用していないでライトを点灯しているのもやや気になる設計です。

やはりDCCを使い込んだデザイナーによる設計が必要な部分だと思います。余談ですが、この基板のサイズなら十分にサウンドデコーダーが作れちゃいそうです。うーん・・・この基板、私は使わないかな・・・辛口で申し訳ありませんが、せっかくこんな大きな専用基板でも使いにくすぎます・・・アナログだけの人にも不要なDCCプラグですし・・

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気まぐれ塗装

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気まぐれに貨車を塗りました。ボルスターをこの前挽いてやっと正常な高さになったので、完成させて列車に入れようとレキを塗装しました。ついでに、アートプロのワも塗装です。

完全乾燥後レタリングしてトップコートして終了ですが、ワのレタリングがないなぁ・・私は指触で乾いたらとっとと組み立ててしまう方です・・・せっかちかな・・・

これぐらいの量なら洗浄からマスキングして組み直すまで2時間ぐらい。ちょっと夜の工作には手頃な量です。どうもここ数日はんだごてに火を入れる気がしなくて・・・

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