乗工社2105 デコーダー換装
ここのところ永末システムのDE14というデコーダーのBEMFとトルク補償機能を使ってキドマイティー系のモーターなどトルクの小さいモーターをチューンしてみてとてもこのデコーダーとキドマイティーの相性がよいことを体験しました。だいぶ前にLENZのLE077XFを使ってDCC化した乗工社の2105の完成品があったので、どれぐらい動作が違うか確かめたくデコーダー換装してみました。余り搭載余裕がないので、この小さなデコーダーが発売されたときには喜んで色々導入したことを思い出します。
永末システムのDE14に換装した状態です。LE077XFに比べて面積が大きいものの、薄いのでモーターの上にカプトンテープとポリエステルテープで絶縁して貼り付けてあります。テストしてみると少しボディーに当たるので、当たりそうな場所をルーターで削りました。DE14はさきに草軽のデキのテストに使用したNP(パッケージされていないデコーダー)にモーターコントロールの4本のみをハンダ付けしたのを使用しています。不要な配線を取り去るより必要な配線だけを取り付ける方がかえって使い勝手がよいです。
搭載後の動作テストでは、低速からとても安定した動きになり、あきらかにLE077XFより良い動きをしています。さすがにBEMF+トルク補償機能が効いています。キドマイティーとの相性もとても良いです。LenzのBEMFデコーダーに比べてBEMF動作時の微調整が効くので、モーターや車輌にあわせた調整ができるので、とても良い感じです。
この2105は動作をより良くするために集電ブラシを追加しています。第一動輪の絶縁側と、従台車の両側から集電できるようにしてあります。集電できる車輪を出来るだけ増やすのが安定走行には欠かせないです。
なんだか小型車に搭載したLE077XFやLE0511をBEMF+トルク補償機能付きのデコーダーにすべて換装したくなってきています・・・
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