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2006年7月31日 (月)

スローな糸のこ盤

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電動糸のこ盤です。でもいわゆる一般的な電動糸のこ盤とはちょっと違います。動きがとてもスローなのです。手で切るのより少し早いかなぁぐらいのスピードで鋸歯が上下します。普通の電動糸鋸ですととても早く動くので、逆に使いにくい部分がありますが、これは手で切るのと同じような感覚で、垂直に切れるのが優れています。構造的にも普通の電動糸鋸は上側のスプリングで張り加減と動きを受けていますが、これは上下固定の弓がそのまま上下に動くので、手持ちの糸鋸と同じような動き、テンションのかかり方になります。また03ぐらいの歯でも問題なく使用できます。

メーカーは伊東屋!そうあの銀座の伊東屋特製です。今も販売されているのかどうかは不明ですが、中古品として入手しました。手で切ったのでは垂直がでないし、大型の工作機械ではパワーがありすぎるような場合に重宝しています。適当にパワーがないので、引っかかると止まってくれるのも良いところです。普通の電動糸のこ盤だと、パワーがありスピードもあるので、引っかかると、まず歯が折れるか、工作物が暴れるかしてしましますから。今回モジュール用にユニトラックを切るのに使いました。お気に入りの電動工具の一つです。

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2006年7月30日 (日)

無電区間のないDCCポイント

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どうにかハンドスパイクの片渡りが出来上がりました。フログ部分はちょっと間違いがあり作り直しました。DCC専用スプリングポイントとして設計しているので、フログ部分をそれぞれ別セクションにし、ここと本線との間にリバースモジュールを入れれば、全区間無電区間無しで運用できます。集電の怪しい2軸の車輌や小型車輌には重要な部分だと思います。

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テストはリバースモジュール内蔵パワーステーションを持っているシステムワンとレンツのリバースアダプターで行いました。どちらでもまったく問題なく動きます。動作が完全に行われていますので、画像にある2軸のバックマンのサドルタンクもスムースに通過します。

この様な方法が採れるのもDCCであるからで、アナログではスプリングポイントでは必ず無電区間が出来てしまいます。DCCは、単なる多列車同時運転というだけではなく、この様な部分でも運転をより確実に楽に行えるようにしてくれるシステムです。

久しぶりのハンドスパイクでしたが、今回は以前紹介したトルメックを活用してフログなどのレールの削りをとても楽に行えました。

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2006年7月29日 (土)

久しぶりのハンドスパイク

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中野に行った関係で急遽ハンドスパイクをはじめました。

10数年ぶりのハンドスパイク、しかもかなり急角度なポイントやクロッシングを作る予定なので、まずは習作の意味でスプリングポイントの片渡りを作ってみようと思い着手しました。500X120mmに切り出した5.5mmの合板に直接マーカーで線路位置、枕木の巾なをど書き込み、線路のセンターに両面テープを貼りそこにMEの枕木を貼っていきました。位置が決まったところで、瞬間接着剤を隙間に流して固定し、枕木を軽く着色して下準備完了。まずは基準となる1本をポイント部分を削ってスパイクしました。使用した合板がやや固く、ピンバイスで下穴を開けないとスパイクが曲がってしまいました。

その後フログ部分を製作しました。0.1mmのあり合わせの燐青銅板の上で適当に現物合わせでフログを作りました。フログ角度は一応16.5度にそろえています。結構適当に目検討でも結構これぐらいの精度はでます。

夕食後はじめてとりあえず今日はここまで。だんだん思いだしてきました。

予定では、このフログ部分を周りから絶縁し、リバースモジュールを使用して無電区間のないスプリングポイントにしようと考えています。

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2006年7月27日 (木)

昨晩は中野へ

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昨晩は中野の某所に有る薄暗い集会に顔を出してきました。

以前からHPでは知っていたカルタゴの集まりにはじめて顔を出させて頂きました。HOJCのメンバーのharashimaさんほか、他の模型の集まりで1~2度お会いしたような記憶がある方も・・

で、今日は暇を見てこんなラフスケッチを描いています。リバースモジュール3つ使えば無電区間無しで行けそうなのですが、リバースモジュールを階層的に重ねた場合の動作が今一読めないので、そのうち実験しようかと思います。久々にハンドスパイクが楽しめそうです。

追記:線路配置が間違っていました。シェフに指摘されるまでまったく気がつかず・・・左右逆、この図を鏡に映してくれればちょうど良いのですが。いやはやここのところ間違いが多いです。でこれが正解。画像を左右反転させただけですが・・更に南北も調整しました。上が北です。

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2006年7月26日 (水)

FABのTR50

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ちょっと忙しくてブログの更新をすこしさぼっていました。

仕掛かりだったTR55(訂正:TR50です)をまとめて塗りました。この台車を組んだのは2回目なのですが、ホワイトメタルのブレーキシューが曲がりやすく更にピポットの軸穴の間隔が狭くて微調整が必要で手間がかかります。いさみやの軸穴カッターで微調整しながら組み上げました。また、発電機部分も強度が微妙で、真鍮線のピンを入れています。

他にも、この台車がセットされたキットがまだいくつか有るのでそのうちまとめてやろうかとは思っていますが・・・

転がりそのものは悪くないのですが、集電できないので、室内灯等どうしようか考えてしまいます。

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画像で見ると、ブレーキシューが曲がっているのがありますね・・・

訂正:ブログのタイトルを最初「TR55」ってしていました。明らかなミスですね。TR50が正解です。TR55は20系客車などの台車で、ブレーキ梁りなどが違います。でも・・・この台車はブレーキ梁りなどがないので、どちらにもなりそうですが・・・ちなみにPEMPの台車はすべてこのあたりを作り分けしていたのがなかなか良かったのですが。

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2006年7月21日 (金)

ワーゲンのオハフ46

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ここの所ナローばかり触っていたのですが、その合間に長期放置されていたこんな物を仕上げました。

ワーゲンの客車は屋根カーブが特徴的で・・・というかカーブが深すぎてスケールより厚くプロポーションが悪いので、何輌か作ってその後、放置されていた一両です。あのカーブどこかで見たこと有ると思ったら、カワイの客車に何となく似てるなぁ・・・うーんんんん

放置していてもしょうがないので、とりあえず素組み状態で仕上げてみました。車輪だけは曰く付きの森田のプレーンではなくワーゲンのスポークに変更しています。屋根は最近模型用に再度発売されたスエード調スプレーのグレーを使用しましたが、少し生っぽい色なので、吹いた後タミヤのアクリルの茶系統の色を吹いてイメージを変えてみました。しかし、久しぶりにカンスプレーを使ったのですが、一度にドバっと出るので、つかいにくいですねぇ・・・ナンバーは北陸地区にいた番号を選んでみました。EF81に引かせてみるかなぁ・・ってこれ一両じゃ・・・国鉄型客車は完成しているもので50両以上有りますが、このアルミサッシの年代の車輌が余りないのです。いずれネタ切れのときにそれらを紹介して場を持たせると思いますが・・・

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BEMFとトルク補償の計測

HOJCの森井さんが色々とDCCデコーダーのBEMFとトルク補償を効かせたときのモーターの回転速度などの計測をしてブログにあげていらっしゃいます。

かねてからモーター関係では色々実験をされていたので、DCCでどの程度モーターをコントロールできるかが計測されて興味深いです。コアレスとコア付きモーターの比較などとても面白いです。

私の場合は、実際に車輌に積んでどれだけ動くかという感じのテストだけで、数値になるとすごいですね。それに私が現在続けてテストしているのは、トルクの細い小さなモーターをどれだけデコーダーで積極的にコントロールできるかっていう点です。その意味で、キドマイティーなどは劇的に変化がでます。逆に、直近のブログにあげた乗工社の雨宮はキャノンのCN16という、それなりにトルクのあるモーターなので、DCでもかなりスローが効いていたので余り劇的といった感じではありません。

一時期雑誌などで取り上げられたリパワリングをデコーダーでモーターをコントロールすることで実現するのもなかなか楽しいものです。同時にライト関係にも手を入れられればなおさら楽しいのですが。NANO LEDなどという極小のLEDもあるので、これから色々この分野は広がりそうですね。

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2006年7月19日 (水)

乗工社雨宮

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ここの所すっかりナロー&DCCのブログになっていますが・・・

またこんな物にもデコーダーを仕込みました。乗工社がかなり前に出し、再生産されなかったのでかなりマイナーな車輌ですが、雨宮の機関車です。これもかなり前に組んだものです。モーターはキットのキャラメルモーターからオーバースケールのキャブに収まるキャノンCN16を搭載しています。更に当初燐青銅線で1輪に2本のブラシを当て、集電不良対策をしてありました。久しぶりに動かそうとすると、絶縁に使われていたプラネジが折れていて、プラネジを廃し絶縁ブッシュで支えるベリリウム銅のブラシを取り付けました。更に燐青銅線で補助ブラシも取り付け集電は完璧です。

当初からこのサイズとしてはトルクのあるモーターを搭載しているのでかなりスローが効いていました。この車輌にデコーダーを搭載しようと以前から考えていたのですが、キャブいっぱいにトルク重視で大きなモーターを搭載してしまったために、デコーダー搭載が出来なかったのですが、KATO5tと同様に永末システムのDE19がキャブの天井裏とモーターとのわずかな隙間に収まっています。この薄さゆえ出来る技です。

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更にシンガーフィニッシュ風にウエザリングしてみました。微妙にリアリティーはないのですが、独特の雰囲気は演出できます。

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デコーダーの搭載状態です。ブラシはこんな感じです。

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乗工社KATO5t -2

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デコーダーを入れました。かなりきわどく収まっています。まだ窓を貼っていません。

モーターの後ろ側に張り付くように入っています。スペースはほとんど余裕が無く、これで窓を貼ると干渉しそうなぐらいです。ケーブルはデコーダー付属の物を使用していますが、もう少し細いものに変えないと無理かもしれません。

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ウエザリングもしてみましたがもう少し汚し方を考えないと。画像でアップすると汚く見えます。走行はいたって快調、BEMF+トルク補償の効果でスローも良く効きます。トップスピードが速すぎるので3分の1ぐらいに絞りました。低速域のレゾリューションを細かくしたい機関車です。

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2006年7月17日 (月)

乗工社KATO5t

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大量の仕掛品を少しずつ完成に持っていきたいと思うこのごろ。

だいぶ前から放置していた乗工社KATO5tを塗りました。手前に置いてあるのが永末システムから出たばかりのDE19というデコーダーです。この乗工社の5tはキドマイティーがほぼキャブにいっぱいに収まっていて、更にカバーが外されているので、そのままではデコーダーを搭載できそうもありません。デコーダー搭載にはモーターを小型の物に換装するかより小さいデコーダーを搭載するしかないんですが。レンツのLE0511では厚みが有りすぎで搭載できなかったのですがこのDE19は薄いので、どうにか搭載できそうです。

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正面から見ると比較のための浜中のDLに比べてこれだけ断面積が小さいので、かなり厳しいです。

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2006年7月16日 (日)

デコーダーのトルク補償の実験

以前「DE13トルク補償の実験」と題した記事を載せましたが、それに森井さんがコメントをいただき、更に実験をしていただいたようです。実験結果は森井さんのブログに乗っています。

頭や経験的に解っていることでも、こうやって計測されて数値化されると改めて納得する部分です。今回の森井さんの実験はUNOという新進のモーターメーカーの高性能コアレスでの結果ですが、可能であればキドマイティーのようなちょっと性能的に劣るモーターでの計測結果が見たい物です。

いやーなかなかすごいものです。DCCによって同じ線路上の車輌を個別に制御できるという部分がかなり前面に出ていますが、この様な動力系の制御も可能になってきているのはとてもすばらしいことだと思います。DCC化は単なるコマンドコントロールという部分だけではなく、模型の走りそのものを変える可能性すら有ると思います。

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浜中のロータリーDLとDLその7

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やっとLED組み込みが完了しました。これで一応完成です。

私の場合ウエザリングするときも車輪等をマスキングしないで適当にブラシで吹いてしまうので、完了後走行させてそれらのミストによる集電不良を取り除きます。適当に5分も走らせていると調子よくなります。電球色LED+CRDで点灯させているのでかなり明るいです。画像の状態は停車時減光の状態なので、走行時は更に明るくなります。デコーダーは両方とも永末システムのDE13を搭載しています。細部の動きに併せた調整はまだ終わっていませんが順次行いたいと思います。

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やはり模型はヘッドライトが点灯できると楽しいですね。ナローの場合かなりあきらめていた感じがありますが、これからはどんどんこういった加工がされていくんではないかと思います。ローターリーの方はやや遮光不良のようで、中に光が漏れていますね。以前紹介したスコッチの黒い遮光テープで遮光をやり直した方が良いかな。

しかしこのローターリーはR250ぐらいが最小半径で、この手の模型としてはカーブを曲がってくれません。まぁ、車庫で鎮座しているのが似合いかもしれません。動きは駆動軸2軸、4輪からの集電ですがなかなか良いです。

ここの所、永末さんが出す小さなサイズのデコーダーで、今まで走りが悪かった車輌をよりよく走らせることに興味を持ち、ナローばかり手がけています。更に数日前にDE19というFX無しの走行だけのデコーダーが出て、これもサイズが小さく、薄いので、LE0511等では搭載をあきらめていた車輌に搭載できそうです。これにもトライしたいと思います。

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2006年7月14日 (金)

DB1

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余り工作していないのでヒマネタでこんな物を引っ張り出しました。

浜中のDLと共にウエザリング処理をした模型です。これは1984年に乗工社が出した大井川のDB1として売られたキットを付属パーツで仕上げたものです。12mmのごく初期の製品で知っている人も少ないものですね。動力は当時乗工社のサカイやKATOなどと同じ物で軌間だけ12mmになっています。モーターは当初キドマイティーだったのですがマシマの小型モーターに換装しています。

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くすんだオレンジは日通カラーをイメージして塗ったのですがどうもちょっと違う感じで、そのまま長期放置されていたのです。今回、浜中のDLを仕上げるついでにHゴムを書いて窓を張り細部に色さしをし、ウエザリングを施しました。12mmの貨車移動機って感じで完成です。DCC化してないんですが、永末システムから出たばかりのDE19というデコーダーを仕込んでみようと思っています。

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2006年7月13日 (木)

浜中のロータリーDLとDLその6

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ここの所、少し忙しくなかなか工作できません。

ウエザリング終了後窓を貼って組み立てました。LED関係の配線がまだ終了していません。デコーダーも目立たなく隠さなければ。

ウエザリングはタミヤのアクリルペイントをエアブラシで施しています。更にパウダー系のウエザリングをくわえたいと思います。やや汚しすぎかなって感じもあります。

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2006年7月11日 (火)

浜中のロータリーDLとDLその5

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とりあえず電球色LEDを組み込んで仮組みをしました。

収まりは特に問題ないようですがボンネット裏はギリギリのようです。

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LEDの遮光が今一なようで、室内側に光がが漏れています。もう一度遮光をやり直さないと。まだ窓ガラスを入れていないので、軽くウエザリング後窓を入れ、再度組み立てです。走行状態はかなり良好で、スケールスピード1キロぐらいの超低速からスムースに加減速します。この特殊な動力装置を御存知の方にはなかなか信じてもらえないぐらい良い走りです。これもトルク補償のなせる技だと思います。この電球色LEDもなかなか明るく、色も良いので、お気に入りです。ネットで1個30円程度で手に入れたものです。1.5v球がとても高いことを考えると今や電球の時代ではないようです。

デコーダは永末システムのDE13で、デフォルトでは停車時減光、発進すると少し明るくなる設定なのですが、この車輌にそんな機能があったとは思えず、恒に、フルに変更しようと思います。また、ライトを走行方向で切り替えるというアナログ時代の慣習も見直そうかと思います。入換でバックするときでもヘッドランプを点けたままなのは明白ですし。それぞれ独立ファンクションにしようと思ってます。

以前の画像と比べていただくとLED化したことでかなりヘッドライトが明るくなっているのがわかるかと思います。動きも別物です。ただ、ギアーノイズだけは相変わらずですが。

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2006年7月10日 (月)

浜中のロータリーDLとDLその4

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浜中のDLの方の中の状態です。

当初ヘッドライトは1.5v球を使用して組み込み、テストランをしばらくしているうちに電球が切れてしまいました。電球を入れ換えて再度試していると30分ほどでまた切れてしまい、LEDに変更することにしました。決してすごく明るく点灯させていたわけではないのですがなんでかな?電球色LEDは3mmしか綺麗な色の物がないので3mmのLEDの先端部分を1.2mmに旋盤で削り、厚みを2mmに削りました。

デコーダーは最近の定番永末システムの最新デコーダーDE13これをボンネット部分に入れました。(従来のLE075はキャブに入れていた)CRDや配線ケーブルなどを納めるために、キット付属のウエイトの下部を2mmほど糸鋸で切り取りました。少し軽くなりましたが問題ないでしょう。必要なら別の場所に補重は出来ますから。当初レンツのLE0511を積んでみたのですが、全然駄目で。やはりトルク補償のあるなしがこれほどの違いになるのだと実感しました。

余談ですがリンクを張るために永末システムのHPを見るとEF58用デコーダー開発記がでています。なかなか興味深い。というか私のブログもなぜか紹介されています(笑)

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2006年7月 9日 (日)

浜中のロータリーDLとDLその3

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土日は忙しく作業は進んでいませんが、また雨の日の深夜の塗装です。

ロータリーヘッドの内側を鉛丹で塗りました。実物はもっと鮮やかな赤のようですがどうも馴染まず、この色をチョイスしました。どうでしょうか?この手の複雑なマスギングは小さく切ったマスキングテープをペタペタ貼りながらマスキングしていきます。その上、吹き込みを少しでも防ぐために、マスキング後グリーンを境目を中心に吹きました。

それから鉛丹を吹いたのですがご覧のように少し吹き込んでいます。これぐらいは乾燥後磨きとタッチアップで処理できるでしょう。

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吐き出し口の内側も塗りました。ここもタッチアップかな。余りうまく行かなくてもウエザリングで綺麗に?処理できるでしょう。

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浜中のロータリーDLとDLその2

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浜中のローターリーのライト回りですが、付属のお椀型の挽き物の裏側に2mmのパイプを垂直にハンダ付けして、挽き物のセンターに1.4mmぐらいの穴を開け、ボディー側は2mmの穴を開けてパイプを挿入してあります。このパイプの中に1.5vゴマ球を仕込む算段です。

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裏側はこんな感じです。2mmのパイプの内径がちょうど収まりがよいです。

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同時に再塗装した浜中のDLはキャブ側がパイプ、ラジエター側はU字型のライトカバーを埋め込んであります。

デコーダーはDE13を使用する予定です。この両方のキットに積まれているキドマイティー系のモーターはDE13を使うと劇的に動きが良くなりますので。点灯は1,5V球+CRDで処理する予定です。PSCの1.5V+15mmAのCRDでテストしたところ適当な明るさになります。減光設定はLEDとはちょっと特性が違うようなので、デフォルトから少しいじった方がよいようです。

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2006年7月 8日 (土)

浜中のロータリーDLとDLその1

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昨日ふと思い立って浜中のロータリーDLを組んでしまいました。

そのまま一気に塗装しようかと思ったのですが、以前ブログにも紹介した浜中のDLの塗装が傷んでいたので、これも同時に再塗装することにしました。

DCC化してあったのでデコーダーを外し、ヘッドライト関係の配線をはずそうとすると1.5v球の球が割れてしまい、全面的にやり直す事になりました。シンナープールで塗装を剥がし、1.5v球を仕込むために電球ケースを適当なパイプをドリルレースで加工し、うまく納めました。同様にロータリーDLもヘッドライト点灯化の加工をしました。また、ハンドル類はゴツいロストパーツだったのをすべて燐青銅線で作り直しました。

色は以前より少し暗めのグリーンに変更。少し落ち着いた色になりました。とりあえず深夜の塗装作業は終了で、明日乾燥してからロータリーヘッドの内側に鉛丹色を吹こうかと思っています。

DCCデコーダーは浜中のDLには10年前の古いレンツLE075というデコーダーを搭載していたのですが、さすがに現在の水準ではないので、永末システムのDE13か、LenzのLE0511でも搭載しようかと思っています。

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2006年7月 6日 (木)

たまにはプラモデル系の店にも・・

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昨日出先で時間があり、ふと近くにあったプラモデル系の店に入りました。塗料や工具類が置かれているコーナーでこんな物を見つけ早速購入。

TAMIYAのノンスクラッチ・ラジオペンチという商品です。プライヤーのくわえる部分にやや柔らかいプラスティックがはめ込まれていて、傷つけずに物を曲げたり修正することが出来るというものです。以前から、眼鏡屋で眼鏡フレームの修正に似たようなプライヤーを使っているのを見ていて、欲しいなぁと思っていたのですがホームセンター等では見かけませんでした。品物は日本製で、作りも良く、プラスティックパーツの補充もタミヤ・カスタマーサービスでしてくれるようで、とても好印象です。もう少し細身の物があると鉄道模型には使いやすそうです。

これともう一点、クレオスのネコの手という塗装用保持具も買ってしまいました。プラモ系の道具は安いし結構便利な物が多いですね。たまには覗いてみることにします。この系統の趣味をお持ちの人には今更なんだという世界ですね。

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IMON ワフ21000-2

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雨模様の天気ですが深夜に塗装しました。

いわゆる猿黒状態ですが・・・リターダーを入れドライヤーで暖めながら塗装すれば特に問題はないですよ。梅雨時でも楽勝です。色物は気を使いますが。

煙突はT型にしました。何となく雰囲気があって良いかなぁと。実際には少数派だったようです。ここのページに多量のワフの写真があります。ここの画像を見るとデッキ側のテールランプの位置がほとんどキットの物とは違う位置にあるようです。今更変更は出来ないですが。ちょっと気になってます。

ピポットの車軸と軸受けメタルで転がりはとても良いです。車輪を取り付けるとき、押し広げるように入れるのがどうも抵抗があります。確かに外さなければ1~2度なら特に問題は無さそうですが、どうもね・・・それと、カプラーを付けてみたのですが、711を片側付けると片側があたり、穴位置がちょっと違うような・・・適当に上側への出っ張りを切って入れちゃいましたが、今一かな。

さてこれからこれをどう料理するか・・・デコーダーはファンクションオンリーの物を使うか、あり合わせの、もう使うことのないモバイルデコーダーで処理するかちょっと迷います。両端のテールライトで2FX,それに室内灯でしょうか。しかしこの車種は電池箱が見えないですが、室内灯はどうなっていたんでしょうか?テールランプの電源は?ヨだと、車軸発電機と、電池箱がありますが・・・

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2006年7月 4日 (火)

DE13 トルク補償の実験

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先に組み込んで動かしてみてから実験というのも変なのですが。

実際に動くのを見て、トルク補償の効果がどれぐらいあるのかを試してみました。DE13のCV60の設定でトルク補償をオンにするかオフにするか選択できるのでそれをオンオフしてモーターの回転軸のトルクを指で押さえて確かめるというまったく原始的方法です。

CVリストはここ

デコーダーのデフォルトでは最大にトルク補償が効いた状態になっていますので、まずその状態で128SSのステップ2の状態での回転を見ました。モーターは秋葉原のジャンクでマブチ製の5.9Vと書いてあるものです。

この状態で回転軸を指で押さえるには結構力がいりますがしっかり押さえれば止まります。微妙な振動があり、この振動がトルク補償機能によるものとBEMFによる物が組み合わさっていると思われます。

次にCV60のbit1のトルク補償をオフにして同様にテストすると、簡単に軸を止められるようになります。この状態でもBEMFが効いているので少し頑張って動こうとはしていますがさっきとは全然違います。

その次にCV60のbit0 BEMFをオフにすると、2ではまったく回転すらしてくれません・・・

注:スタート電圧の設定を変えれば当然このステップでも動かすことは出来ます。メーカーによりステップの設定がデフォルトで違ったりもしますので、このあたりも考慮すべき点ですが同じデコーダーでの比較という意味でお考えください。

こんなにも違いがでるので、BEMFを搭載していないデコーダーと比較すること自体がすでに無理があるように思います。ただ難点はトルク補償もBEMFも振動を伴いますので、低速時に音が大きくなってしまいます。しかし走らないよりは遙かに良いので、そのあたりはある程度目をつぶるしかないのでしょう。

これらの感じは文章ではなかなか伝わらないと思います。是非御自分でおためしください。可能なら、正確に計測できる森井さんあたりに計測してもらえると嬉しいのですが。

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DE13とLE0511の比較

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永末システムのDE13とレンツのLE0511を比較してみました。

ワールドの草軽に搭載した永末システム(NGDCC)のDE13という新しいデコーダーとレンツのちょっと前の小型デコーダーの代表でもあったLE0511を比較してみます。

画像で解るとおりDE13はLE0511の倍ぐらいの面積があります。しかし、このデコーダーは片面実装なので裏側がフラットで、全体とても薄くできています。

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ちなみに最大厚を実測してみるとDE13が2.4mm、LE0511が3.52mmです。1mmちょっとの差なのですが、DE13は中央にあるコンデンサーだけが高く、他の部分はほとんど1.6mmぐらいの厚みしか有りません。LE0511は、ほぼ全体に3.5mm余りの厚みがあります。実質的体積ではほぼ同じサイズと思われます。今回草軽のデキのデッキ裏に、裏面がフラットな部分をつけ、中央にある黄色いコンデンサーがちょうど両側の台枠間に収まるように搭載することが出来たというわけです。

平面サイズではLE0511には及ばないDE13ですが、その薄さを生かした搭載方法を採れる環境では逆に有利に働くこともあると十分に考えられます。

またデコーダーの性能面では、DE13はBEMFとトルク補償機能を持っていて、LE0511より格段に進んでいます。同等の機能を求めると現在ではこのサイズのデコーダーではレンツのGoldミニを選択しなければならないでしょう。他のデコーダーではせいぜいBEMFがあるぐらいでしょうか。小さなデコーダーを必要とする小さな車輌の小さなモーターをコントロールするにはこの両機能をうまく使うことが重要だと思われます。

明確な動作比較はしていませんが、ワールドの草軽はLE0511やDZ123ではまともに動きませんでしたが、DE13では低速域でのトルク補償が効いて、動くだけから、運転できる車輌に変わったと思えるので格段に進んでいるといえます。

価格面の比較でも、シュリンクされていないNPで2600円で、ゴールドミニのクマタの価格が4935円でかなりの開きがあることを考えてもアドバンテージがあるように思います。

DE14(4FX)から始まった、DE15(6FX)、DE13(2FX)のシリーズはどれもこのトルク補償機能によりとても優秀なデコーダーに仕上がっていると思います。

DE13~15のシリーズのやや劣る部分として、28スピードステップながないことがあげられます。その代わり最大電圧中間電圧の設定があり、スタート電圧とで、3点でスピードカーブを設定できます。実際の設定でこの3点でまずほとんど問題になることがない事を考えると、実用的な設定でしょうか。BEMFがないデコーダーの場合、調子の悪い車輌に併せて細かくいじる必要がある場合がありましたが、それも必要ありませんので。

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2006年7月 3日 (月)

ワールドの草軽デキを走るようにする 2

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ワールドの草軽のデキに永末システムのDE13を搭載しました。場所はボンネット下のすきまに滑り込ませるように入れてあります。配線はモーターコントロールのみで、絶縁はカプトンテープのみです。一番高さの高いコンデンサー部分を避けるようにちょうど収まっています。先台車の車輪は脱線しやすいので、KATOのN用のピポット車輪の車軸をモーターツールで削ってギリギリ収まっています。それにも集電ブラシが当たっていて全輪集電になっています。デッキ下に配線ケーブルが見えちゃってますが。

デコーダーは以下のように設定しました。

CV2=7, CV3=3, CV4=3,CV5=60, CV6=35

現在ヘッドライトは接続していませんがそのうちやろうかと思っています。

走行状況ですが、スタート電圧をやや高めにしているのでスローで安定する限界がスケールスピード5~6キロぐらいです。それ以下になるとやや不安定になりますがトルク補償の効果で、低速からこの模型に適したMaxスピードまでスムースに加減速できます。

走行状態を動画で撮ってみたので回線速度がある方はご覧になってみてください。画像は蛍光灯の下で今一ですが。計算するとスケールスピード7~8キロぐらいで走行していた様です。この状態で1時間ほど放置しましたがモーターも加熱することなくとても良い感じです。

「IMGP0008.MOV」をダウンロード

この組み込み中にパンタを破損してしまいとりあえず直してありますが、今一です。

塗って走行テストをして、ガッカリして放置していたこの機関車がかなり良い感じでよみがえってとても満足です。インレタでも貼って、ウエザリングしてみようかと。ホハ30やトフも何年も放置されてきたのを再度整備しようと思います。

この走行状態ならもう一台作りたくなります。どなたかキットが余っていたら分けてくれないでしょうかね?

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草軽デキと言えばこんなヤツも居たのを思い出し画像に納めました。もう10年以上前に組んだと思います。オレンジカンパニーのキットです。ワールドの製品がこのモデルのタイプになった15や16号だと、デッキ部分が短いのでデコーダーは搭載できなかったと思います。スポンジがやばくなりかかっていてパンタに少し付着しています。気がついて良かった・・・これもDCC化しないとな・・・

追記:

この走行テストにエンドレスを工作部屋以外につくったのでKATOのD101を使用していたのですが、どうもこれって駄目ですね・・・通常LenzとSystemOneを使用しているですが、D101は評価用にと思い購入し、ほとんど使ったことがなかったのですが、以下のような症状が出ていましたがこれはなんでかな?OPSでCV値をいじったあと機関車が反応しなくなる。また、運転開始直後、制御を無視し、逆転が効かなくなる場合があった。動作が不安定な感じです。また、128SSでもどうも解像度が悪いような気がします。細かい調整が出来ないと思ったのですが。操作はとりあえずマニュアルを見ながら思い出しつつなので間違いはないかと。色々ネガティブな話も聞こえるD101なのでこの辺の問題なのかとふと思ったのですが。D101問題が多いと聞きますが、どこが問題なのでしょうか?教えてください。

追記2:

少し走り込ませて安定度が増したようなのでCV2のスタート電圧を7から4に下げてみましたが問題なくより低速で安定しています。スローが良く効き、とても良い感じです。昔の映画「カルメン故郷に帰る」に出てくる草軽の走行シーンの動きを見ると、発進、停止時はガクンと動いているようで、十分にこれぐらいのレベルはクリアーしています。たぶん、この機関車はノッチはそれほどの段数が無かったのでは?と思いますが。もともと鉱山用ですからね。

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DE13 デコーダー他・・・

http://www.snjpn.com/ngdcc/de13/de13j.htm

永末システムからDE13という小型デコーダーがリリースされました。

「これぐらいの作ってくれー!」とうるさくリクエストしてみた張本人なので、早速今日にでも買いに行ってきます。何せ車で10分の距離なので。これを以前紹介したワールドの草軽デキに仕込みたいと思っています。他にも色々・・・・DE14で動作は確認しているのであとは積めるかどうかだけですが、サイズからしてどうにかなるはずです。Lenzなどの小型デコーダーと違い、トルク補償系の機能が充実しているのが良い点です。DE14でのテストでもかなり良好でした。あのワールドの小さいモーターでスローから高速までコントロールできていました。あのモーターだと動くだけといった感じが、運転できるに進化した感じでした。残念ながらLenzの0511とかデジトラックスDZ123ではちゃんと動きませんでした。それになんと言っても安い!ダイレクト販売だからっていう部分も大きいんでしょうが。

永末さんのデコーダーはとにかく薄いので、LenzLE0511などとは違い狭い場所に差し込むように搭載できるのがメリットです。その分面積は少し大きいですが、大した違いではありません。

ところで、永末システムのHPにサウンドデコーダーの予定が出ていますね。16番KATO EF58組込用と汎用旧型電気って・・・FABにもEF58に積まれた穴が2つ開いたサウンドデコーダー別売の話・・・あれは16番とかの人には売らないとK氏は言っていたと思うんだけどなぁ・・・それだけ反響があったのかな?でもあの特殊形状のデコーダーて他の用途にどうなんでしょうか?

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IMON ワフ21000-1

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唐突にIMONのワフ21000のキットに手を付けました。

仕掛品は山のようにあるのですが気まぐれに貨車を増やしたいと思い、ストックしていたこれに手を付けました。IMONとはいえ、製作はワールドなので、ワールドらしい構成のキットです。問題なく形になりますが、やはりエッチング表現の手すりが気になります。デッキ部分は複雑な手すりでデッキと一体になっている部分もあり、そのまま、荷物室側は0.3mmの真鍮線にしました。解放テコも同様に真鍮線から作りました。

A02_1

車輪はアートプロなどの貨車と違い、ちゃんとした片絶が入っていて好感を持てます。荷物室側のテールランプが点灯可能にするための準備と思われます。この際、両側テールランプをDCCコントロールで点灯できるようにしようかと検討しています。

難点といえば、台車がエッチング張り合わせで今一なのと、屋根板が薄く作業中へこみを何カ所も作ってしまいハンダを盛って修正したことでしょうか・・・

この手の貨車キットはたまに出してくれると嬉しいのですが。

テールランプの赤いパーツを一つ飛ばしてしまいました・・・うーんどうしようかな・・・IMONの店頭で買えるんですかね?>>山森さん!

追記:

このワフ21000は、IMONから出ているセキと組み合わせるためか、1段リンクなんですね・・・本州のイメージだと2段リンクの方がよいですね。2段リンク改造前の姿と割りきる手もありますが。両方対応できるようなキットにして欲しかったなぁ・・・

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