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2006年9月13日 (水)

QSI D51 -2

コマンドステーションとの相性チェックをしました。

まずは一番日本で普及しているD101です。

これは意外にも結構相性がよいです。今まで(私が所有している物だけですが)QSIのデコーダーはD101ではプログラミングトラックを使用してプログラムする事が出来ませんでしたが、なんとこのD51では問題なくすんなりとプログラムできてしまいます。動作も私がチェックした範囲ではまったく問題を感じませんでした。F12までデコーダー的には持っているようですが、そこまでのファンクション割り当てをしていないので、D101で何ら問題はありません。やはり日本市場を見据えてこの辺の調整がされているようですね。

次にLenzのLV100+Lz100の組み合わせでチェックしたのですが、走行では問題有りません。POM(プログラミング・オン・メイン)でも問題ないのですが、プログラミングトラックを使用するとプログラムが出来ません。これはちょっとQSIのシステム的な問題の様でコマンドステーションはショートしていると検知しているようです。

さらに、アメリカで高級なコマンドステーションとして評価のあるSystemOne(現在のNCE)でチェックしました。同様にこれでもプログラミングトラックではプログラムできません。こちらではショートしているとエラーメッセージがでます。

今一どうしてなのかは解らないのですが、世界的に評価の高いLenzとNCE系で問題があり、色々問題が多いと指摘されるD101で問題が出ないのは、明らかにそれ用にアレンジがくわえられている様に思います。

色々な意味で、日本マーケット向けのアレンジがある様に思います。

もちろんNGDCCの赤い箱では問題なくプログラミングできます。

テストしていてちょっと感じたというか、以前からQSIで、たまに感じていたのですが、パケットの取りこぼしが時々あるようです。CV11のパケットタイムアウトをデフォルトの1から0にした方が、調子がよい場合もありました。あくまでも参考まで・・

カンタムエンジニアかD101か?

現在アナログで使用されている方がこれをより活用するためにカンタムエンジニアを購入されることをお考えでしたら、D101の方が良いかもしれません。カンタムエンジニアを繋いだところで、アナログとはいえ、デジタルとの中間的な状態で、他のアナログと同時に使いにくい物になります。であるならいっそDCCに踏み込んだ方が良いかもしれません。

今後もQSIサウンドデコーダー搭載車輌が色々発売され増えれば、結局カンタムエンジニアではコントロールしきれないからです。D101なら何輌もの車輌の汽笛や動作を個別にコントロールできるので、ストレスがないと思います。相性面でも特に問題は無さそうですし・・・

まぁ、DCCに傾倒している人間の意見ですが。

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