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2006年10月28日 (土)

LZV100

色々バタバタで、更に風邪などひいてブログ更新をだいぶさぼってしまいました。

知り合いからLenzのコマンドステーション+パワーステーションのLZV100を譲り受けました。もう10年も前からLV100とLZ100の組み合わせでLenzをスタンダードDCCシステムとして使用してきましたが、パワーステーションLV100を最近の回路構成のLV102に更新しようと考えていた矢先に、話がありちょうど良いタイミングだったので譲り受けることにしたものです。コマンドステーションなどいくつもあっても普通はまったく意味もないのでしょうが・・・

早速LZV100のトラック電圧変更を試してみました。POM(OPS)モードで、CV7に50を書き込み、続けてCV7に数値を入力することでパワーステーションの出力電圧を0.5V単位で変更できる機能です。少し下で紹介したTony'sの電圧計でチェックしながら変更してみました。0.1~0.2V程度誤差はありますが、ほぼ正確に変更可能です。色々な条件を考えて変更する必要があるときに便利に利用できそうです。

また、このLZV100には秋月電子製のスイッチング電源をセットしてみました。16V3.8Aの物で、1700円というとても安いものです。値段の割に良くできているようで、シンプルにまとまりとても良い感じです。

これで、コマンドステーションがLenz LZ100+LV100、LZV100、SystemOne(NCE)、     EasyDCC、D101と5セットになってしまいました。これに赤い箱入れたら・・・Ecosを最近触ってみたくて・・・これ以上は不要なのはよくわかっているんですが。

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2006年10月18日 (水)

Roco DCCクレーン

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こんな物を久しぶりに引っ張り出しました。

RocoとLenzがタイアップして、DCCの初期に売り出したクレーンです。DCCのファンクションで、回転、アームの上下、吊り下げ金具の上下の動作が行えます。なかなか良くできているので、当時はDCCの可能性を感じさせてくれる製品でした。

1996~1997年頃の製品で、さすがにデコーダーは現在のレベルの物ではないので、プログラミング等は面倒な部分はありますが、動作上はまったく問題有りません。

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2006年10月14日 (土)

亀に兎

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遅ればせながら亀に兎を付けてテストしています。

亀=Tortoiseと呼ばれる今では一番ポピュラーなポイントマシンに、兎=HAREとネーミングされた専用ポイントマシン(訂正:アクセサリーデコーダー)です。ウサギとカメのたとえ話は日本だけの物ではないのをこの製品で知りました(笑)

亀はとても良くできたスローアクションポイントマシンで、10年ぐらい前からアメリカで購入して愛用しています。これ専用のアクセサリーデコーダーが兎です。これは出たときから興味はあったのですが使用する状況が無く、やっと最近モジュールへの使用を考えて購入してみました。高機能で、色々なことが出来るので、今回複雑な線路配置になりそうな玉電モジュールにこれを使用したいと考えています。

まだ基本動作確認程度ですが・・これからですね。追々レポートします。

また、このHAREの発展形で、Wabbitという物も最近出ました。発注しようかな。

追記2006.10.15

このHAREの機能の一部を紹介すると、列車がポイントに近づくと自動でその方向にポイントを開いたり、自動で設定したルートにポイントを開いたり出来ます。この機能を使えばループの出入り口のポイントをスプリングポイント等にしないでもこれで自動制御も出来ます。更に、DCC以外のスイッチでコントロールすることも出来ます。DCCのシステムになれていない人でも、アナログの軌道盤上のスイッチでコントロールすることも出来るのです。

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Tony'sのDCCメーター

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DCC関連の通販では有名なTony'sのDCCメーターです。

DCCのトラック電圧は普通のテスターでは正確に計測できません。その計測を可能にしてくれるメーターです。レールに当てて計測したり、パワーステーションとトラックの間に入れて使う事も出来ます。今回知り合いから貸してもらったので、色々チェックしてみます。

前からこの製品の存在は知っていたのですが、今一使い道が見えなかったこともあり、購入していなかったのですが、いざ使ってみるとすごく良いです。次回発注しようと思っています。

ちなみに表示している電圧は赤い箱のコマンドステーションモードでのものです。

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On30のグース

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今日、こんな物が届きました。

何となく発注してしまったPrecision Craft Models のESUのサウンドデコーダー付きグースです。プラのボディーでサウンド対策された荷台にWスピーカーでなかなか良い音が出ます。ホーンも2種類さらに、長短あり、なかなか良い感じです。プラのボディーの厚みが窓回りで目立ちすぎるのがやや今一・・・もうちょっと絞れそうな感じがしますが。フィギュアも2体車内に最初から乗っていています。

軽くウエザリングしてやると良い感じになりそうです。他のグースも欲しくなるなぁ・・

ちょっと冷静になって、Sn3のグースをどうにかしましょう・・

追記:最近のサウンドデコーダーはとても多岐にわたる設定項目が用意されていて、コマンドステーションからのCV設定では限界があると思われます。このESUのデコーダーも一部飛んではいますがCV248までの設定項目がほとんどびっちりとあります。サウンドトラックスのTSUNAMIも同様に設定項目が多岐に渡り理解し切れませんが・・・QSI,ESU,TSUNAMIなどの最新のサウンドデコーダーを使うので有れば、やはり赤い箱しかないでしょう。

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2006年10月12日 (木)

ED16-2

何号機を作るか色々資料を集めていくと、1,3号機の抵抗器屋根が上から見るとスリットが全周にあり、形状が全然違うので、これは除外になりました。2号機は資料がないのですが同じ三菱の初期型なので、同様ではないかと。また三菱の13~15の抵抗器屋根がどうだったのか調査中です。

この抵抗器屋根は側面から見ていると解りにくいのですが、上から見ると一目瞭然・・・模型は上から見ることが多いので・・・うーん

青梅の保存機1号は建物から見られるので上からよくわかります。

保護棒も写真をあさってみてもなかなか両サイド無い物もあり、苦戦していますが・・

追記:14号機は抵抗器屋根はフラットな感じで初期の1,3とは違うようです。キットに付属の抵抗器屋根は日立製の車輌によく似ていて、14号機のそれとも違うようです。抵抗器屋根から機番を絞ると10~12号あたりが無難そうです。鶴見線沿いで何度も見た10号あたりがよいかなぁと思いつつ、保護棒のないスタイルもちょっと違うかなと、迷っていますが。勝手にリンクですがここに上からの画像があります。

追記2:ED162号機もやはりスリットの入っている抵抗器屋根であることをネット上の画像で確認しました。1~3は試作的意味合いもあったのでしょうか。

1982年秋に撮ったED1613号の下回りの画像載せます。

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下回りのブレーキ引き棒が丸棒と角棒とがよくわかるかと。反対側も結構特徴があったりするので興味は尽きません。

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2006年10月11日 (水)

ED16-1

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さくら模型からでたED16のキットにかかろうかと思っています。

で、まずは多量に撮っているED16の写真をネガからスキャンはじめました。南武線は沿線でもあり、子供のころからかなり親しみのある路線でした。特に南武支線はすごく近かったので、なじみ深かったのです。子供のころ鉄道写真を撮り始めた頃から、ED16は、ネガに登場しているので、発掘すればかなりの枚数になりそうです。さて何号機を作ろうかそこからスタートです。

この画像は1982年8月最後のED16たちです。

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やはりこのデッキ回りですね。手すりは線材を曲げて作らなければ駄目でしょう。エッチングの手すりでは魅力が半減です。資料がありすぎるのもなかなか手強いです。

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ED16というと、南武線の石灰列車のイメージが強いですが、鶴見線での貨物も印象に残っています。73を撮りに行くといつも居た印象があります。残っているネガには、なぜか10号機が多いですね。上の写真は1979年秋です。

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こんな感じの編成も楽しいかと。ED1610の引くタキ21000+ワフ29000安善駅にて1979年。

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2006年10月10日 (火)

リンク集など

ブログ関係その他で色々知り合いも増えたので今まで作っていなかったリンク集を作ってみました。

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2006年10月 8日 (日)

DCCトラック電圧の問題

今日某模型店の2階でDCCサウンドデコーダーを仕込んだ車輌を走らせていたのですが、ことごとくしばらくすると不調になりました。

色々チェックしてみると、どうもトラックに出ているDCC電圧が高いようなのです。

DCCのトラックに供給される電圧は、パワーステーション(ブースター)の出力によって決まるのですが、一部の古い製品や、電圧を変えられる製品などで設定を誤った場合、トラックに20V近い電圧が供給されている場合があるようなのです。Lenzが10年以上前に出したLV100という最初のパワーステーションは、出力電圧を入力に依存して変化させるので、16VACを入力した場合19Vぐらいの出力が出てしまうのです。しかも鉄心トランスを使用した電源回路だと、電圧が不安定な場合もあり、20Vを超える電圧が出ているかもしれません。

世の中の多くのサウンドデコーダーは16V程度までしか動作保証をしていない物がとても多いのです。それにより、この様な高い電圧で動作させると不安定になりオーバーヒートして動作をやめてしまったり、音が乱れたりするような事例が出てきてしまいます。最悪火を吹く可能性すらあり得ます。サウンドトラックスのサウンドデコーダーは18V以上は使用禁止とすら書いてあります。

最近最もメジャーなD101では12V程度しか出ていないのでこの心配は皆無ですが、昔からDCCをやられて居る方はこの点は要注意です。

トラック電圧は正確に測るには、テスターではうまくできません。それ専用の道具すらアメリカでは売られていたりします。テスターで測るなら旧来のアナログテスターの方が無難かもしれません。これで18V以上出ていたら要注意ですので何らかの対策を講じないと、サウンドデコーダー全般と、一部のデコーダーで不都合が起きかねないでしょう。

昔からDCCを導入されている方は一度チェックされることをおすすめします。ちなみに14V程度が一番使い勝手がよいとアメリカでは一般的に言われています。

ちなみに私が使用している鉄心のトランスですが、テスターで測ると16Vのタップで17Vほどの出力が出ています。そこで14Vのタップに変えると14.6V程度になり、こちらに変更してみました。

追記:2006.10.14

世田谷の模型店二階のレイアウトのトラック電圧をTony'sのメーターで計測してみました。結果は15.2~15.5Vぐらいで、やや高めではありますがそれほど問題になる数値ではないようです。何か他に原因があったと思われます。

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2006年10月 7日 (土)

QSI D51 -16

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ナンバーを貼りウエザリングを更に進めました。

8日の日曜日に都内某模型店の2階で(だいたいこれで解る人は解るが)DCCの運転会があるとのこと。久しぶりに16番車輌を持って遊びに行こうかと思っています。そのため、D51を整備し、更に手元に残っていた16番の貨車を10数両ちょっと整備しました。

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16番車輌はだいぶオークションで整理したので、さすがに手元には余り残って無く、とりあえず今日の段階で13両どうにかウエザリング等の整備(?)をしました。他にも何輌かくわえ短めの貨物列車一本にまとめようかと思っています。時代的にずれた明治期の貨車を混ぜるわけにはいかないし・・・しかしずいぶん売り払ったつもりだったのですが・・・まだこんなに残っていたとは。あと行方不明貨車が・・・一箱有るはずなんですが・・・

他にもサウンドトラックスを仕込んだ天賞堂蒸気などを持っていこうかと思っています。

D51のウエザリングがすこし白っぽく見えますが、やや画像が強調されている感じです。この状態でブタ毛のブラシでブラッシングすると、ブラシが当たる部分がやや光り、また良い感じになるんです。ブタ毛のブラシって、油絵用の筆です。まだもうちょっと手を入れたいところでしょうか。画像で見るとキャブ前面、丸窓の周辺が今一な感じです。

追記:2006.10.8

意外にもこのD51は非力です。都内某模型店二階レイアウトの牽引力コンテストなどする坂で、ブラス中心の2軸貨車11両で空転したんです・・・あれれれれといった感じです。あれだけ重量があるのに、粘着性能は余り良くないようです。動輪のうち第一第四動輪が今一粘着していない、それで滑り出すとどうにもならない感じです。テンダーがすごく重いのも影響しているのでしょう。また、広い空間でそれなりのスピードで走らせると、チャフガとても変な感じに聞こえます。汽笛もとても変で・・・イメージと違いすぎるんですね・・・はじめてこの機関車の音を聞いた人が、こんな音するんだと、ちょっとガッカリした感じでした。

追記2006.10.12

牽引力を測ってみました。といってもいい加減に比べただけですが・・・同じ16番でKATOのDD51よりも非力でした・・・あの重量でも・・・

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2006年10月 4日 (水)

ON30という選択

私自身、1/87の模型にある程度こだわりもあり、ファインスケールの模型をメインとして楽しんでいますが、なぜかここ数年ON30というファインではないものに手を出しています。

アメリカでバックマンがOn30のポーター0-4-0を売り始めたのがきっかけで、その後シェイや、2-6-0、BLIのC16などを買ってきました。メイン2フィーターのモーターカーをOn30にした物まで買っています。そしてここの所ブログにあげているK27とか・・・

もちろんOn30のキッチリしたファインも存在しているわけで、日本型2フィート半のナローのブラスモデルもいくつも作っています。でも、アメリカのこのちょっとお気楽な模型にちょっぴりはまっています。なにより、気楽で、ナローのある面の楽しさが存在しています。まぁーその中では巨大でスケールにかなり近いK27は異質な模型なのかもしれません。これはOn30バージョンとOn3バージョンが有ったにもかかわらず、わざわざスケールでないOn30をチョイスしています。

うーん、さしたる理由はないんですが、その方が気楽で楽しそうだったからです。

リオグランデ物は以前からPBLをはじめとするSn3をボチボチやっていて、20数両の所帯になっており、そこそこ充実したファイン世界はそこで楽しんでいます。しかしファインも時々かったるく、ワイワイみんなで動かせるOn30も一つの選択として楽しみたいとの思いがあるんだと思います。

とにかく気楽に!がOn30の最大の魅力ではないでしょうか。

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MMIのOn30 K27とPBL Sn3 K28

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2006年10月 2日 (月)

MMI ON30 K27 ウエザリングはじめ

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ウエザリングはじめと題したように、まだはじめたところです。

下回りを中心にトーンの調整をしました。パウダー系で少しトーンを着け、そこにエアブラシという繰り返しです。実物の写真と、デジカメ画像とを見比べながら徐々にウエザリングを重ねていくつもりです。

上回りはまだまだです。グラファイトに塗装された煙突回りやシンダーで汚れたエンジン全体やなど・・

そうそう、テストランしているうちに、ヘッドライト切れました。まぁこんなものか・・韓国製だし・・・

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K27ではないのですが、チャマで見る機関車は下回りが結構白っぽく汚れています。客車類も下回りが同じように白っぽいです。汚れ方も色々なのでしょうが、昔の写真を見ても、モノクロでも白っぽく見える物が多いので、ここの機関車の汚れ方はこんな感じがよいかもしれません。

追記:チャマで見かける車輌の汚れ方はクールグレー系のトーンだった印象が写真を含めてあります。土の色、空の色なども影響しているのですが。自分がウエザリングをするとどうもワームグレー系になる傾向があるようです。なかなか難しいところですが。しかし、Oスケールぐらいですと思いっきり大胆にウエザリング作業が出来ます。チャマもそろそろアスペンが黄色に輝いている頃ですね。年によっても違いますが、10月のコロンバスディの頃が最高です。

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MMI ON30 K27 走らせると

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走らせてみました。ユニトラックの790Rは問題なく通過します。こんな感じで食い違いますが・・ですが、時々ショートするので、機炭間や下回りをチェックすると、第二動輪の左右動が大きいので、それがブレーキ関係に接触する様でしたので、少し曲げて調整しました。ブレーキ関係は一応絶縁されているのですが、左右の動輪が両方接触する場合もあり、注意が必要です。場合によっては絶縁対策をした方がよいかもしれません。On30とOn3共用パーツの様で、車輪間が狭いOn30は注意が必要です。

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ポイント通過はいつも同じ場所で止まりショートするのでチェックすると写真の黄色い部分で、フランジレスで動輪が厚くなっている第二、第三動輪が両方の線路に接触しショートしています。これではちょっと使えないですね。ユニトラックの大型ポイントはカーブ的には通過できるのですが・・・これはちょっと前の製品なので現行の物はどうなっているか不明です。それに重い車輌には弱いといわれるユニトラックなので・・・DCCに関しては使いやすいのですが・・・

しかし、ユニトラックは急カーブはだいぶ増えましたが、大きなカーブは相変わらず出ないのですね。1000Rぐらい有っても良さそうに思うんですが。12mmのイモントラックももっと大きなRと大きな番手のポイントが欲しいなぁ・・・大きなカーブをゆったり走る車輌がとても良いと思うんですが。住宅事情も昔と違いだいぶ良くなっているので、フローリングでそれぐらいのカーブを敷ける人も増えていると思うんですけどね・・・

またオリジナルのアナログでも動作するサウンドシステムですが、使用するパワーパックによって音が出なかったりします。PWM系のパックは駄目なようです。

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