亀に兎
遅ればせながら亀に兎を付けてテストしています。
亀=Tortoiseと呼ばれる今では一番ポピュラーなポイントマシンに、兎=HAREとネーミングされた専用ポイントマシン(訂正:アクセサリーデコーダー)です。ウサギとカメのたとえ話は日本だけの物ではないのをこの製品で知りました(笑)
亀はとても良くできたスローアクションポイントマシンで、10年ぐらい前からアメリカで購入して愛用しています。これ専用のアクセサリーデコーダーが兎です。これは出たときから興味はあったのですが使用する状況が無く、やっと最近モジュールへの使用を考えて購入してみました。高機能で、色々なことが出来るので、今回複雑な線路配置になりそうな玉電モジュールにこれを使用したいと考えています。
まだ基本動作確認程度ですが・・これからですね。追々レポートします。
また、このHAREの発展形で、Wabbitという物も最近出ました。発注しようかな。
追記2006.10.15
このHAREの機能の一部を紹介すると、列車がポイントに近づくと自動でその方向にポイントを開いたり、自動で設定したルートにポイントを開いたり出来ます。この機能を使えばループの出入り口のポイントをスプリングポイント等にしないでもこれで自動制御も出来ます。更に、DCC以外のスイッチでコントロールすることも出来ます。DCCのシステムになれていない人でも、アナログの軌道盤上のスイッチでコントロールすることも出来るのです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして。意を決してDCCを導入したのですが、まわりにDCCどころか鉄道模型の同好者が一人もいない環境で情報収集に大苦労。分かり易いブログは大変参考になり感謝しています。建設中のレイアウトに「亀に兎」の組合わせはとても興味があるのですが、英語が滅法苦手でルート設定等どうするのかさっぱりでした。厚かましい御願いで恐縮ですが、是非基本操作からの御教示レポートを宜しく御願い致します。
投稿: 小松隆一 | 2006年10月15日 (日) 23時32分
小松様
HAREについては高機能ゆえ、その操作方法、設定方法が文章メインの英文マニュアルでは理解しにくいのは私も同様です。
順番にテストトラックを作って試していきたいと思っています。まずはAuto Throw自動切り替えでしょうか。フログコントロール(フログ部分の通電をポイントの解放方向に合わせて変化させる機能も試してみます。
投稿: ina | 2006年10月16日 (月) 08時41分
inaさま
ありがとうございます。DCCに詳しいinaさんでさえ文章だけでは理解しにくいのなら私が理解不能なのも当然かと。試用にHAREを取り寄せる事にし、Wabbitとバージョン2(レンツシステムだとこっち?)を一個ずつ、そして色々とあったTortoise用アダプター類をTony'sに注文してしまいました。Wabbitに付いているスナップスイッチ(?)の正体が気になり、現物を手にすればそれも判明するかと思っておりましたが、何と発送まで数週間待てとTony'sメールが届き、くすぶっております。文章が長くなって申し訳ありません。では試された結果を楽しみにしています。
投稿: 小松隆一 | 2006年10月18日 (水) 21時55分
なんだかバタバタで、その上、ブログのサーバーがメンテナンス中で書き込みすら出来ない状態が続いていました。
HareはDCCでの操作以外に、外部のスイッチで転轍できるので、そのためのスイッチだと思います。Wabbitでもその機能はあるはずです。その後試してはいないので何も新しい情報がないのですが。
HareのGeneration2はフィードバック回路を持っているので、その機能を使うなら良いかもしれません。私の場合はそこまで面倒なので、Generation1を購入しています。値段も安いですから。Wabbitも注文しようかなと思ってるだけでまだ何もしていません。先日色々注文したばかりなので・・・
投稿: ina | 2006年10月19日 (木) 23時58分
なるほど、DCCには関係のないスイッチだったのですね。どうやら私の勘違いだったようで、Generation1でもレンツシステムでの使用はOKなのですね。あのう、大変初歩的質問なんで恥を忍びつつお聞きするのですが、フィードバック回路とやらは一体何で、どういった役に立つのでしょうか。差し支えないようならちょっと御教示いただけますでしょうか。
投稿: 小松隆一 | 2006年10月20日 (金) 23時14分
フィードバックはLenzならLR100とか101のフィードバックモジュールを使ってそのアクセサリーやブロック分けされた区間に車輌が居るかどうかをコマンドステーションに帰す仕組みです。
通常のコマンドステーションレベルではその機能を使い切るのはかなり難しく、PC制御のソフトを使わないと無理でしょう。
大きなレイアウトを考えるので有ればトータルでデザインしてみても良いかもしれませんが。現実には煩雑すぎて余り使われない機能です。
投稿: ina | 2006年10月21日 (土) 00時17分
ありがとうございます。これで私も操作方法をマスターした暁には、迷わずGeneration2を視野に入れることなくGeneration1かWabbitのどちらかを購入すれば良いと合点がいきました。とても基本的な事を嫌がらずに分かり易く説明頂き大変助かりました。
投稿: 小松隆一 | 2006年10月21日 (土) 11時19分