2006年7月 6日 (木)

IMON ワフ21000-2

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雨模様の天気ですが深夜に塗装しました。

いわゆる猿黒状態ですが・・・リターダーを入れドライヤーで暖めながら塗装すれば特に問題はないですよ。梅雨時でも楽勝です。色物は気を使いますが。

煙突はT型にしました。何となく雰囲気があって良いかなぁと。実際には少数派だったようです。ここのページに多量のワフの写真があります。ここの画像を見るとデッキ側のテールランプの位置がほとんどキットの物とは違う位置にあるようです。今更変更は出来ないですが。ちょっと気になってます。

ピポットの車軸と軸受けメタルで転がりはとても良いです。車輪を取り付けるとき、押し広げるように入れるのがどうも抵抗があります。確かに外さなければ1~2度なら特に問題は無さそうですが、どうもね・・・それと、カプラーを付けてみたのですが、711を片側付けると片側があたり、穴位置がちょっと違うような・・・適当に上側への出っ張りを切って入れちゃいましたが、今一かな。

さてこれからこれをどう料理するか・・・デコーダーはファンクションオンリーの物を使うか、あり合わせの、もう使うことのないモバイルデコーダーで処理するかちょっと迷います。両端のテールライトで2FX,それに室内灯でしょうか。しかしこの車種は電池箱が見えないですが、室内灯はどうなっていたんでしょうか?テールランプの電源は?ヨだと、車軸発電機と、電池箱がありますが・・・

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2006年7月 3日 (月)

IMON ワフ21000-1

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唐突にIMONのワフ21000のキットに手を付けました。

仕掛品は山のようにあるのですが気まぐれに貨車を増やしたいと思い、ストックしていたこれに手を付けました。IMONとはいえ、製作はワールドなので、ワールドらしい構成のキットです。問題なく形になりますが、やはりエッチング表現の手すりが気になります。デッキ部分は複雑な手すりでデッキと一体になっている部分もあり、そのまま、荷物室側は0.3mmの真鍮線にしました。解放テコも同様に真鍮線から作りました。

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車輪はアートプロなどの貨車と違い、ちゃんとした片絶が入っていて好感を持てます。荷物室側のテールランプが点灯可能にするための準備と思われます。この際、両側テールランプをDCCコントロールで点灯できるようにしようかと検討しています。

難点といえば、台車がエッチング張り合わせで今一なのと、屋根板が薄く作業中へこみを何カ所も作ってしまいハンダを盛って修正したことでしょうか・・・

この手の貨車キットはたまに出してくれると嬉しいのですが。

テールランプの赤いパーツを一つ飛ばしてしまいました・・・うーんどうしようかな・・・IMONの店頭で買えるんですかね?>>山森さん!

追記:

このワフ21000は、IMONから出ているセキと組み合わせるためか、1段リンクなんですね・・・本州のイメージだと2段リンクの方がよいですね。2段リンク改造前の姿と割りきる手もありますが。両方対応できるようなキットにして欲しかったなぁ・・・

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2006年6月29日 (木)

ワム80000-11 色さししたアップ

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少し色さしをしてた状態のアップの画像です。床下が取説で今一解らないと知り合いに聞かれたので、出来は今一ですが、これから組む人の参考になるならと思い恥ずかしながら画像をあげてみます。詳細な床下のブレーキテコ等の配置が解っていないので結構いい加減かもしれません。説明書の絵から推測して作りました。何も資料を調べていませんので・・・・

追記:

総評みたいなものを書いてみようかと思います。このキットは100%ハンダ付け無しで組み立てられるので、ブラスモデルに手を出せない人が模型を作ってみるにはよいかもしれません。しかし、多量の穴空け、レジンの表面の荒れなどが、それなりの仕上げ技術を要求するので、初心者向けとも言えません。とても位置づけの難しい製品だと思いました。価格面でもPEMPの貨車のように安くはなく、ワムの店頭で売られるキットより少し安いぐらいで、余りメリットも無さそうです。この会社が得意のエッチング+ロストの構成での製品の方が市場で受け入れられやすいと思います。今回のキットでは気になりませんでしたが今までの電気機関車のキットではことごとくロストパーツが小さく、鋳造時の引けを考慮していないのが明かです。少し大きいものは削れますが、小さいのはどうにも手の打ちようがないので、この点を次回製品には考慮して欲しいと思っております。EF81も前面さえ小さくなければとても良いキットだったのですが。個人的には次回貨車ならレ2900とかワ22000なんかでないかなぁと勝手に思っておりますが。次回作は何が出てくるのか期待しています。

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2006年6月28日 (水)

モデルワム製貨車の軸受けを調整しました

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貨車整備の一貫で、モデルワム製の貨車の軸受けを改造しました。

最近の物は良くわかりませんが、少し前のモデルワムの貨車はピポット軸を使ってながら、軸の先端ではなく、肩の部分で車軸に接するという何とも訳のわからない構造になっています。当然ピポットの恩恵はなく、下手なプレーン軸以上に走行抵抗があり、更に音もするという韓国製らしい模型でした。さすがに1~2輌編成に入れるぐらいなら良いのですが輌数が増えると抵抗ばかりで・・・そこで、軸穴にメタルを挿入してみました。

軸穴を2.3mmと3mmのドリルでさらい、ピポットのメタルを内側とツライチぐらいに適当に沈めて瞬間で固定しました。その状態で組み立ててみると、やや堅めぐらいなので、メタルの軸穴を「いさみや」で売っている軸穴カッターでさらってちょうど良い回転になるように調整しました。これでとても軽快に回るようになりました。

もう一点、台車の三点支持の機構が、格好だけで全然動かないのですがこれはどうにもなりそうもありません。どうもこのあたり、韓国製の模型にありがちな、形だけ真似をしたB級模型そのものですね。形だけピポット、形だけ三点支持ですから。

しかしこの改造を手持ちのすべてに施すのはめんどくさいですね・・・・

追記:

森井さんのコメントにもあるように色々なものがありそうなので、B級模型と決めつけるのは言い過ぎですかねぇ・・問題があるのはごく初期のものだけのようですね。新しいものは三点支持をやめ、固定になっているようです。

更にうちにある全部のワムの貨車を調べると問題があるのが、ワム60000,レ5000,ツ400,ワ12000などがこれと同じ状況です。わりとあとになってでたワラ1やトラ90000などは固定でもあり回転はかなりスムースです。

トラ90000は3点支持です。ただ構造がかなり違いうまく稼働しています。なんだか誤情報が多くて申し訳ありません。消しちゃえばいいんですが、一度出した責任もあるので訂正を入れています。わりと新しいワムの貨車はそれなりに走るようになっていますが、やはり今一ロストの台車枠が歪んでいたりして微妙な部分もあるようです。やはりキットを組みたいと思ってしまうのですが、キットは店頭のみで買いに行くのが大変で・・・

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2006年6月26日 (月)

ワム80000-10 こんなところで

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インレタを張りトップコートを吹きウエザリングを施しました。

インレタは苦手で、細かい文字で少ししくじっています。一部省略もしちゃってます。

トップコートはタミヤのアクリルカラーのクリアーにフラットベースと少しブラウン系の色をくわえたもので吹いてあります。更にウエザリングはグレー系と、アース系の色を混ぜたものを屋根と下回り中心に吹いてあります。手すり等の色入れを忘れていますね・・・

よく見れば縞模様が見えますがこれぐらいの感じなので、編成に入れれば全然違和感はありません。一応これで完成です。

追記:

画像でも微妙に解るかもしれませんが、固定側と三点支持側で微妙に高さが違っています。前にも書いたように、3点支持側のちょうど支持する部分で両側の台車枠が繋がれているのが問題のようです。また、やはり微妙に台車センターがでていないので、編成で見ると左右にズレがあり気になります。こうやって1~2輌で見る分には大したことではないのですが、編成に入れるとこの微妙な高さや左右のズレが気になるものです。貨車はまだ凸凹があるのでごまかせるのですが、客車などではとても気になります。PEMPの20系が微妙に左右がずれていて、編成にすると気になるので色々調整したりしています。気にしない人にはどうでも良いことですが。

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2006年6月25日 (日)

ワム80000-9 丸2日乾燥させてみたのですが・・

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厚塗り直後はだいぶ良くなったかと思ったのですが・・・

丸2日ほぼ乾燥状態になった段階でこんな感じです。一応研いではいるのですが・・・やはり私はレジンとは相性が悪いようです。このままインレタを貼ってつや消しのトップコートを施し、強めにウエザリングをしておしまいにしようと思っています。

パテやサフェーサーでこれを仕上げる気力はどうも起きません。この手の作業に手慣れて根気のある方向きのキットですね。ブラスなど金属になれているとちょと辛い作業です。

この画像は光の加減でかなり強調されちゃってますが・・・下手だなぁ・・・

まぁこれでも、つや消しトップコートとウエザリングして少し離れてみたり、編成に入れれば十分にさまになると思います。そんなに悲観的ではありません。

そうそう、このブログ見て2チャンネルなどに色々書かれるのはなんだか嬉しくありません。自分で手を動かして判断されるのが一番です。結局情報だけ頼りにしても手を動かし、苦労し、授業料払わないと模型作りも模型を見る見識もそれなりのものは出来ないですから。

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2006年6月23日 (金)

ワム80000-8 台車枠の構造

ワム80000を組み立ててカプラーを付けてみて気がついたのですが、3点支持の支持部がちょうど内側台車枠の左右を繋ぐ部分にあたり、ネジの止め方でここが落ち込んだりして高さの精度がでません。やはりこの場所に左右のつなぎ目が来るのは構造的に間違った設計かもしれません。また、左右1本ずつの2mmネジで止めるだけなので、平行も曖昧で、あんまりこの辺は感心できない部分です。ネジも止めにくく、もうちょっとこなれた設計が欲しい部分です。

こういった部分は次回作に期待したいと思いますが・・・

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ワム80000-7 塗装は一旦終了

マスターピースのワム80000ですが、更に軽く研いで、厚塗りをしました。通常考えられないぐらい濡れた状態にして、平面でないと垂れてどうにもならないぐらい無理やり塗膜を厚くしていきました。厚塗りでは湿度が高い時期でもありカブリがでやすいので、リターダーを入れ慎重に作業しています。厚塗りを重ねると多少は例の縞模様が消えましたが、完全に消すのはかなり難しそうです。ディテールもありうまく研げない場所も多いからです。現在、リターダーが入っていることもありツヤ有り状態なので、なおさらこういう部分が解るので、これにつや消しのトップコートを吹くとだいぶ解らなくなるのではないかと思っています。とりあえずこの状態で完全乾燥させてみようと思っています。

仮組みして2輌を線路に並べてみるとどうも食い違うので、チェックすると、3点支持側ではない台車枠の取り付けが片側に寄っています。穴位置が微妙に違うようで、これは修正した方が良さそうです。

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また、屋根のセンターライン(山のてっぺん)のラインが乱れていて、これも修正のしようがないので、ラインが目立たないようにつや消しトップコートとウエザリング処理かなぁと・・・

作業手順を考えると、サフェーサーを繰り返し吹いて、やや厚いサフェーサー層を作る方が後で楽かもしれません。かといって、マニュアルにあるようなカンスプレーでは厚く吹き過ぎかねないので、どうかなぁと思うのですが。ディテールがつぶれないぐらい厚く塗って、研ぐのが無難でしょうか。ただサフェーサーだと、細かいでこぼこが見にくく、ツヤ有りで塗ってはじめて解る部分も多いです。ブラスに塗るときのような薄く、繊細な塗装とは違った感覚が必要です。

どうにか形になりましたが、レジンはなかなか手強く、、余り作りたくないなぁと感じてしまいました。下回りは若干手直しは必要ですが、それなりに出来ていて、エッチング主体の上回りとで貨車キットなど出してくれれば良いなぁと思ったのですが。その場合はやや重くなりそうですが。マイナーな車種ならそれでも良いと思います。

私の感想ですので、レジンを取り扱い慣れたモデラーには大したことなく、良いキットと判断されるかもしれません。あくまでもブラス基準での話ですので。

追記:

自分で読み返してみてマスターピースのワム80000への評価が厳しすぎるかなと思いました。IMONなどのメーカーが本格的に作った製品と、ガレージキットレベルから少し抜けたぐらいのスタンスで作られた製品を同列に比較することが間違いだと思います。しかし、12mmはいまだに車種が少ないこともあり、この様なメインラインの製品までガレージキットレベルで出てくることが本来的に問題なんだと思います。同じ構成で、もっとマイナーな車種を出されたのであれば、誰も何も言わないと思うのです。これはワールド製品についても言えることですが、メインラインの車輌に手を出すならそれなりの物を出してくれないとどうしても評価基準が高いので、小さな問題でも評価は下がってしまうと思うのです。昔モデルワーゲンの製品が色々問題があり、一様に非難されました。ただ、すごくマイナーな車種における問題と、メジャーな車種とでは根本的にその評価は変わるものだと思っています。美流渡の客車、いまだに手つかずで手元にあります(笑)

できれば、今回のような構成のキットを出されるのであれば、少しマイナーな車種でやって頂ければなぁと思うのですが。エッチング主体のED60~EF81のキットはロストが小さいという難点はありますが、それなりの構成になっていたと思います。エッチングにロストパーツの組み合わせで貨車などやって欲しいなぁと思うのですが。個人的には鮮魚列車に惹かれるものがあり、冷蔵車もっと種類が欲しいところです。余談でした・・

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ワム80000-6 これはひたすら研ぐしか・・・

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塗ってみました。

クレンザーで磨き、軽く全体を細かいキサゲ刷毛でブラッシングをし、洗剤で脱脂して、マッハメタルシールプライマーを吹きました。

その上にサフェーサーを吹き、さて研ぐかどうするか迷ったのですが、少し厚めに塗ればどうなるかなと思い、リターダーをくわえたシンナーで鳶色を塗って見ました。

しかし・・・・グレーの時は解らなかった微妙な表面のあれ方がどんどん見えてきて。これではどうにもならないなと・・・思っています。

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アップです・・・・縞模様が全体に見えています。これを消すまで研いだらデテールもかなり消えてしまいそうで・・・

更に車体の両側に微妙な円形の模様が浮かび上がっています・・・塗ってみるまでまったく解らなかったのですが・・・ちょっとなぁ・・・どうしたものか・・・軽く研いで、厚塗りでごまかすしか無さそうな感じですかねぇ・・・いやーこれ綺麗にするのは大変すぎます。

やはりレジンはレジン、更に最近のコンピューターから造形する方法で、元の型を綺麗に仕上げてないのが良くわかってしまいますね。ちょっとこれは製品としてのクオリティーの評価はかなりNGですね。

追記:

その後全体に研いで再度塗装しましたが、縞模様が消えません・・もう少し厚塗りをしてみるか、少し塗膜を荒らしてしまうか、最後にトップコートとウエザリングで目立たなくするか・・・色々考えるのですが。とにかく正攻法で仕上げるのはちょっと無理かな。

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2006年6月22日 (木)

ワム80000-5 追加したスプリング

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3点支持側の構造は上から2本のネジにパイプを通して台車枠を稼働できるように押さえる構造なのですが、余裕が有りすぎ、ガタが大きいので、弱いスプリングを追加しました。適当なスプリングがなかったので0.25mmの燐青銅線をドリルロッドに巻き付けて作りました。コードレスドリルドライバーを使いました。ボール盤等は回転が速いので危ないので要注意です。ドリルドライバーはゆっくり回せるのでこの作業には好都合です。がたつきもなくなり3点支持も問題なく稼働し良い感じです。

SEMの車輪の転がりは悪くないのでこの下回りでも特に重量問題はないかと思います。

このSEMの車輪を使ったPEMPの貨車の改造はだいぶ前(10年も前か・・・)から稲葉氏のHPに発表されていますのでご参考まで。以前私が通販で取ったときは国際郵便で1ヶ月ぐらいで来ました。フェデックス等で送ってもらえばもっと早いでしょうがコストもあるので。カード払いも出来ます。最近FABやアートプロなどここの車輪を使うメーカーが多いのですが、両絶車輪しかないのが残念な点です。貨車なら良いのですが。

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