2007年3月 9日 (金)

可動ポイントは・・

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大橋モジュールのデルタ内部にある片渡りはTortoiseを使って可動になっています。2つのポイントを連動させ一台のHAREでコントロールしてあります。この様なポイントの場合は通常は昔ながらの篠原のような配線で問題ないのですが、旧来の方法ですとトングレールと車輪との接触ショートを避けるためにトング部分を大きく開けなければならないのがイヤで、左右のトングはギリギリまで狭くしてフログ部分を別ブロック化、そこへの通電はTortoiseでコントロールするようにしてあります。カトーのHO大型ポイントの構造で、絶縁になっているフログに必要な方向の電力を供給している感じです。

今回のモジュールではスプリングポイントのフログ部分の通電切り替えにリバースモジュールを採用していますが、ポイントマシンで稼働させる場合はマシンの接点を利用する方法が簡単そうです。ただ、より進めて、ポイントマシンで開いていない方向からの侵入も可能にするために柔らかいスプリングでコントロールして使用することを考える場合は、リバースモジュールを追加してこれに対応することも出来そうです。これからの調整でうまく行きそうなら変更可能なようにギャップを切ってあります。

またHAREで接点を使ってマシンをコントロールすることが出来るので、自動でこれを行う方法も検討してみようかと思ったりもしています。

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2007年3月 8日 (木)

玉電運転展示終了

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2/27~3/7まで行われた玉電の公開運転が終了しました。

昨年からダラダラやって、ピタッと止まって手つかずだったモジュールをとりあえず運転会用に格好だけつけてみました。細部の作り込みはまったく進まず・・・完全に車庫の機能だけといった感じです。

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最初からのもくろみ通り、永末システムのリバースモジュール4台とSystemOneのリバース機能内蔵パワーステーションを組み込んで、無電区間無しのスプリングポイントとクロッシングを実現できました。デルタの先にあるポイントはカメとウサギの組み合わせ+外部コントロールスイッチでアナログでも、デジタルでも操作できるようになっています。その他のポイントはすべてスプリングポイントで、0.3mmの燐青銅製のバネで裏からコントロールしています。耐久性に不安はあったのですが、6日間、48時間に及ぶ連続運転でも問題有りませんでした。全線ほぼスプリングポイント化していますが結構複雑な運転が楽しめ、DCC+スプリングポイントはとても楽しいです。

DCCシステムはレンツのLZV100を中心に、LH100,LH200のキャブ5~6台とSystemOneのパワーステーションを組み合わせた構成になっていました。基本的に問題なく運行終了しました。

市電系の続行運転でのDCCコントロールは初めての経験でもあり色々面白かったです。

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2007年2月 7日 (水)

久しぶりに

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久しぶりに模型関係の製作をしました。といっても半田ごてを握ったわけではないのですが。今月末にせまった玉電の公開展示に向けてもう始動しないとならなくなっています。

運転上必要となるカーブモジュールの台枠を頼まれて製作しました。木工は工作機械が別の趣味関係で一式あるのでサクッと出来てしまいます。これが今年初めての模型関係の作業です・・いやー色々溜まっています。デコーダー組み込み依頼を放置していて心苦しいです・・これもサクッとやらねば。・・・・Sさんごめんなさい・・・

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2006年9月 8日 (金)

モジュールに車輌を乗せてみたのですが。

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モジュールにある片渡りでの食い違いのテストを借り物の車輌でしてみたのですが・・・

KD711をそのまま付けた状態では食い違いが大きくちょっと難しそうです。カプラーの改造か、ドローバーなどを考える必要がありそうです。単独の車輌での走行はまったく問題有りませんが。

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300Rの分岐部分でのカプラーの食い違いはそれほどありません。ここの通過では問題無さそうです。

実物なみの片渡りにすれば問題ないのでしょうが、模型的にはこれぐらいでどうにかしたいところですね。また、心配していた有効長はまったく問題ないようです。

片渡りだけ少し緩いカーブに作り直すか、改造カプラーを検討してみるかちょっと思案です。

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2006年8月20日 (日)

のんびりスパイク

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だいぶ更新をさぼりました。

仕事のトラブル、キャンプに行ったり、セーリングしたり、すっかり頭が模型モードではなかったのですが、さてはじめようと思ったとたんに夏風邪をひいてダウン。やれやれでした。風邪も治りかかったのでエアコンの効いた部屋でダラダラハンドスパイクをしています。

このモジュールはポイントが6ヶ所、クロスが2ヶ所あるのでなかなか作りごたえがあります。特に2ヶ所のクロスは直線とカーブ、カーブとカーブという複雑な組み合わせになるので、現物合わせで少しずつ調整しながらなのでとても時間がかかっています。

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色々誤差もあり今一な部分もあるのですが、どうにかだましだまし調整していけばどうにかなりそうです。

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クロッシング部分はポイントのフログに当たる部分を4つ作るのと一緒なので手間がかかり、さらに、カーブとカーブのクロスのこの部分は、現物合わせでの調整をしながらでジグも使えず・・・

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クロッシングに比べれば片渡りなど至って簡単です。

もうしばらくこの作業にかかりそうですが・・でも結構楽しいんですよね。ハンドスパイク!

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2006年8月10日 (木)

モジュールの台枠を

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とりあえず台枠を作りました。以前作った120X30CMの台枠に斜めの部分を継ぎ足し、路盤となる5.5mmの板を上からLee Valley Cabinetmaker's Glueで接着、裏に補強を入れました。素材はラワン合板です。シナは反るので・・・

DELTAのテーブルソーでほとんどの作業をし、手抜きでブラインドネイルで組み立てました。って書いても木工関係の人じゃないと解らないですよね・・・

しかし色々バタバタしていて1週間さぼりました。

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2006年8月 1日 (火)

モジュールにかかりました

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以前気まぐれで作った120X30のモジュールの台枠を中心に線路配置を書いてみました。

実物があるのでその配置を出来るだけ再現しようと思っていますが、カーブもそれほど小さくも出来ず、R350と一部R320で書いてみたのですがだいぶはみ出します。当初垂直にモジュールから出そうかと思っていたのですが、どうも微妙に収まりが悪く、結局実物のように傾斜させてしまいました。これに合わせて拡張部分の台枠を製作します。

ここまで書いていると車庫部分も作りたくなります。

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これはRを書く便利な道具です。アメリカの木工関係の通販で買ったものです。機能はみての通りですが。

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習作で作った片渡りは塗装テストをしてみました。篠原の70番とそれ用のスパイクがややゴツい印象だったので、塗装してみてどうだろうかと思ったからです。実用性を考えるとこれぐらいでよいかな・・MEの55番とかもあるんですが、ちょっと繊細すぎるかな。

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2006年7月30日 (日)

無電区間のないDCCポイント

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どうにかハンドスパイクの片渡りが出来上がりました。フログ部分はちょっと間違いがあり作り直しました。DCC専用スプリングポイントとして設計しているので、フログ部分をそれぞれ別セクションにし、ここと本線との間にリバースモジュールを入れれば、全区間無電区間無しで運用できます。集電の怪しい2軸の車輌や小型車輌には重要な部分だと思います。

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テストはリバースモジュール内蔵パワーステーションを持っているシステムワンとレンツのリバースアダプターで行いました。どちらでもまったく問題なく動きます。動作が完全に行われていますので、画像にある2軸のバックマンのサドルタンクもスムースに通過します。

この様な方法が採れるのもDCCであるからで、アナログではスプリングポイントでは必ず無電区間が出来てしまいます。DCCは、単なる多列車同時運転というだけではなく、この様な部分でも運転をより確実に楽に行えるようにしてくれるシステムです。

久しぶりのハンドスパイクでしたが、今回は以前紹介したトルメックを活用してフログなどのレールの削りをとても楽に行えました。

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2006年7月29日 (土)

久しぶりのハンドスパイク

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中野に行った関係で急遽ハンドスパイクをはじめました。

10数年ぶりのハンドスパイク、しかもかなり急角度なポイントやクロッシングを作る予定なので、まずは習作の意味でスプリングポイントの片渡りを作ってみようと思い着手しました。500X120mmに切り出した5.5mmの合板に直接マーカーで線路位置、枕木の巾なをど書き込み、線路のセンターに両面テープを貼りそこにMEの枕木を貼っていきました。位置が決まったところで、瞬間接着剤を隙間に流して固定し、枕木を軽く着色して下準備完了。まずは基準となる1本をポイント部分を削ってスパイクしました。使用した合板がやや固く、ピンバイスで下穴を開けないとスパイクが曲がってしまいました。

その後フログ部分を製作しました。0.1mmのあり合わせの燐青銅板の上で適当に現物合わせでフログを作りました。フログ角度は一応16.5度にそろえています。結構適当に目検討でも結構これぐらいの精度はでます。

夕食後はじめてとりあえず今日はここまで。だんだん思いだしてきました。

予定では、このフログ部分を周りから絶縁し、リバースモジュールを使用して無電区間のないスプリングポイントにしようと考えています。

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2006年7月27日 (木)

昨晩は中野へ

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昨晩は中野の某所に有る薄暗い集会に顔を出してきました。

以前からHPでは知っていたカルタゴの集まりにはじめて顔を出させて頂きました。HOJCのメンバーのharashimaさんほか、他の模型の集まりで1~2度お会いしたような記憶がある方も・・

で、今日は暇を見てこんなラフスケッチを描いています。リバースモジュール3つ使えば無電区間無しで行けそうなのですが、リバースモジュールを階層的に重ねた場合の動作が今一読めないので、そのうち実験しようかと思います。久々にハンドスパイクが楽しめそうです。

追記:線路配置が間違っていました。シェフに指摘されるまでまったく気がつかず・・・左右逆、この図を鏡に映してくれればちょうど良いのですが。いやはやここのところ間違いが多いです。でこれが正解。画像を左右反転させただけですが・・更に南北も調整しました。上が北です。

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